ロッテ ０−２ ハンファ （大田）
（勝）リュ・ヒョンジン ７勝８敗 （セーブ）アン・スンミン ２勝７敗１２Ｓ （敗）イ・ヨンフン ８勝５敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン １６号
ハンファは1回裏、ロッテの先発イ・ヨンフンから3番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の本塁打で1点を先制し、2回裏8番シン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの先発リュ・ヒョンジンは毎回のように走者を出しながら要所で三振を奪い、無失点を続けた。ロッテも2回途中から登板したチン・ミョンホ、イ・ミョンウ、チョン・デヒョン、カン・ヨンシクの継投で追加点を許さなかった。
9回は2番手アン・スンミンが抑え、最下位ハンファが完封リレーで勝率4割を突破した。8回を無失点に抑えたリュ・ヒョンジンは7勝目で、史上14人目の個人通算1200奪三振を記録した。2位ロッテはまさかの完封負けで、試合がなかった首位サムソンとのゲーム差が5.5に広がり、4位トゥサンまで2.5ゲーム差と混沌としてきた。
(7勝目をあげたリュ・ヒョンジン。）
ＳＫ ０―２ キア （光州）
（勝）ソ・ジェウン ７勝７敗 （セーブ）チェ・ヒャンナム １勝１敗９Ｓ （敗）チェ・ビョンニョン １勝３敗
試合はＳＫの先発チェ・ビョンニョン、キアの先発ソ・ジェウンの投手戦となった。キアは5回裏2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を先制し、6回裏6番チャ・イルモクのタイムリーで1点を追加してチェ・ビョンニョンをノックアウトした。ＳＫはパク・チョンベ、チェ・ヨンピルのリリーフ陣が追加点を与えなかった。
5位キアは8回以降ユ・ドンフン、チェ・ヒャンナムの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで勝利し勝率5割に近づき、4位以上進出へ希望をつないだ。7回を無失点に抑えたソ・ジェウンが7勝目。3位ＳＫはたった1安打しか打てず、投手陣を見殺しにしてしまい、ネクセンに勝った4位トゥサンとのゲーム差も縮まった。
ネクセン ０―４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ノ・ギョンウン ８勝６敗 （敗）バンヘッケン ９勝６敗
（本塁打） トゥサン ： ソン・シホン ５号
トゥサンは1回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから5番チェ・ジュンソク、6番ヤン・ウィジのタイムリーで2点を先制した。トゥサンの先発ノ・ギョンウンは無失点を続け、バンヘッケンも2回以降追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏7番イ・ウォンソクのタイムリーで1点、7回裏、ネクセンの2番手キム・サンスから2番ソン・シホンの本塁打で1点を追加した。
ノ・ギョンウンは9回のマウンドにも上がり、結局無失点で4位トゥサンが完封勝ちし、キアに敗れた3位ＳＫとのゲーム差を0.5に縮めた。ノ・ギョンウンはプロ10年目にして初の完封勝利となる8勝目。6位ネクセンは完封負けで勝率5割から徐々に遠ざかっていて、4位以上への進出が厳しくなってきた。
