ＳＫ １０−４ ハンファ （大田）
（勝）イ・ジェヨン ２勝１敗１Ｓ （敗）リュ・ヒョンジン ２勝３敗
（本塁打） ＳＫ ： チョ・インソン ５，６号、チェ・ジョン １０号 ハンファ ： カン・ドンウ ２号
ハンファは1回裏、ＳＫの先発イ・ヨンウクから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の犠牲フライで1点を先制した。ＳＫは4回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから3番チェ・ジョン、6番アン・チヨン、7番チョ・インソンのタイムリーで3−1と逆転し、5回表チェ・ジョンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。ハンファは5回裏、ＳＫの2番手イ・ジェヨンから1番カン・ドンウの2ランで反撃した。ＳＫは6回表チョ・インソンの本塁打で1点を追加すると、8回表ハンファの3番手チョン・ミンヒョク、4番手パク・チョンジンから4番イ・ホジュンのタイムリー、チョ・インソンの2打席連続本塁打となる3ランで4点を追加した。
ハンファは8回裏、ＳＫの5番手パク・ヒィスから7番オ・ソンジンのタイムリーで1点を返したが、ＳＫは9回表、ハンファの5番手キム・グァンスからチェ・ジョンの2007年以降6年連続2ケタ本塁打となる10号ソロで1点を追加した。最後は6番手チョン・ウラムが抑え、ＳＫが細切れの継投により大勝し首位の座を守った。打線ではチョ・インソンが3安打2本塁打5打点、チェ・ジョンが4安打1本塁打3打点を記録した。最下位ハンファはエースのリュ・ヒョンジンが6回5失点と打たれてしまい、主導権を握れなかった。
サムソン ３−１０ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）カン・ユング １勝２敗 （セーブ）チャン・ヒョフン １敗１Ｓ （敗）ユン・ソンファン ２勝３敗
（本塁打） サムソン ： カン・ボンギュ １号 ネクセン ： カン・ジョンホ １３号、オ・ジェイル ３号
ネクセンは2回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから8番チェ・ギョンチョルの移籍後初打点となるタイムリーで2点を先制すると、9番ソ・ゴンチャン、2番チャン・ギヨンのタイムリーで5点を先制した。サムソンは3回表、ネクセンの先発カン・ユングから3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点を返したが、ネクセンは3回裏7番キム・ミヌ、ソ・ゴンチャンのタイムリーで2点を追加した。
ネクセンは4回裏、サムソンの2番手キム・ヒョナムから5番カン・ジョンホの本塁打王争いトップの13号ソロで1点を追加したが、サムソンも5回表2番カン・ボンギュの2ランで反撃した。だがネクセンも5回裏3番イ・テックンのタイムリーで1点、6回裏6番オ・ジェイルの本塁打で1点を追加すると、6回以降はは2番手チャン・ヒョフンが相手の反撃を断ち、5連勝で2位をキープした。16安打と爆発した打線ではソ・ゴンチャンが4安打2打点、チェ・ギョンチョルが3安打2打点と活躍。6回から9回まで無失点に抑えたチャン・ヒョフンは、プロ6年目にして初セーブ。サムソンは絶好調ネクセンの勢いに押されユン・ソンファンが3回途中7失点と散々な内容で降板し、大敗でキアに勝ったロッテに抜かれ6位に後退。
ＬＧ ４−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）リズ １勝２敗５Ｓ （敗）チョン・デヒョン １勝１敗
（本塁打） ＬＧ ： チェ・ドンス １号、パク・ヨンテク ５号
ＬＧは3回表、トゥサンの先発チョン・デヒョンから3番チェ・ドンスのＬＧ復帰後初本塁打となる3ランで先制し、先発リズも無失点の好投を続けた。ＬＧは5回表1番パク・ヨンテクの本塁打で1点を追加し、チョン・デヒョンをノックアウトした。その後ノ・ギョンウン、アン・ギュヨン、プロクターが登板し追加点を与えなかった。
ＬＧは6回以降キム・ギピョ、イ・サンヨル、イム・チャンギュの継投で相手の反撃を断ち完封で3連勝とし、トゥサンを抜いて単独3位に浮上した。2012年シーズン当初抑えを任されるはずだったリズは、6回途中ながらも無失点でシーズン初勝利。打線ではパク・ヨンテクが3安打1本塁打と記録。トゥサンはこれで4連敗と元気がなく、ロッテと同じく同率5位に後退。
キア １−６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ソン・スンジュン ３勝４敗 （敗）シム・ドンソプ ２敗
（本塁打） キア ： イ・ボムホ １号 ロッテ ： パク・チュンソ １号、カン・ミンホ ５号
ロッテは1回裏、キアの先発シム・ドンソプから2番パク・チュンソの2007年以来約5年ぶりとなる本塁打で1点を先制し、4回裏6番カン・ミンホの個人通算100本塁打となる3ランでリードを広げた。キアは5回表、ロッテの先発ソン・スンジュンから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を返したが、ロッテはその裏3番ソン・アソプのタイムリーでシム・ドンソプをノックアウトすると、代わったキアの2番手の大卒新人ホン・ソンミンから4番チョン・ジュヌの内野ゴロの間に1点を追加した。
ロッテは7回以降キム・ソンベ、イ・ミョンウの継投で相手の反撃を断ち、勝率5割を超えＬＧに敗れたトゥサンと同率4位で並んだ。6回を1失点に抑えたソン・スンジュンが3勝目。7位キアはシム・ドンソプが5回途中でノックアウトされ主導権を握れず、3連敗で混戦模様の上位から離されつつある。
