サムソン 2−0 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ゴードン 8勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗27S (敗)キム・ソヌ 5勝7敗
サムソンは1回表、トゥサンの先発キム・ソヌから3番イ・スンヨプ(元読売)、5番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を先制した。キム・ソヌはその後追加点を与えなかったが、サムソンの先発ゴードンも反撃を許さない。サムソンは6回途中から2番手クォン・オジュンを登板させるなど継投にぬかりはなく、トゥサンも8回からイ・ヘェチョン、ホン・サンサム、プロクターの継投で点差を広げず必勝体勢をとった。
首位サムソンは8回からクォン・ヒョク、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、2位トゥサンとの首位攻防戦で完封勝利を収め、ゲーム差を3.5に広げた。6回途中まで無失点に抑えたゴードンが8勝目。2位トゥサンは打線がサムソン投手陣に抑え込まれ、7回を2失点と好投したキム・ソヌを援護できなかった。
ネクセン 2−0 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ナイト 12勝3敗 (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗23S (敗)サドースキー 6勝6敗
ネクセンは4回表、ロッテの先発サドースキーから8番ホ・ドファンのタイムリーで1点を先制し、5回表3番イ・テックンの内野ゴロの間に1点を追加した。ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)は毎回のように走者を出すが無失点を続けたサドースキーも6回限りでマウンドを降り、ロッテは7回から2番手チン・ミョンホが追加点を許さず打線の反撃を待った。しかしネクセンも7回から高卒新人ハン・ヒョンヒィ、パク・ソンフンの継投で反撃を許さない。
最後は守護神ソン・スンナクが抑え、6位ネクセンが完封リレーで3連勝と、勝率5割まであと1勝と吐息を吹き返してきた。6回を無失点に抑えたナイトは12勝目。逆に3位ロッテは3連敗で、先発サドースキーが6回2失点と好投しながら、11安打ながら無得点とつながりのない打線で完封負けを喫した。打線では1番チョン・ジュヌが3安打と活躍。
キア 2−7 SK (仁川・文鶴)
(勝)ブッシュ 3勝4敗 (敗)ソーサ 7勝6敗
(本塁打) キア : キム・ソンビン 4号 SK : チェ・ユンソク 1号
SKの先発ブッシュ、キアの先発ソーサともに5回まで無失点に抑え、緊迫した展開となった。SKは6回裏5番パク・チョングォンのタイムリー、7番チョ・インソンへの押し出しの四球、代打パク・チェサンの犠牲フライで3点を先制し、7回裏4番イ・ホジュン、パク・チョングォンのタイムリーで2点を奪い、ソーサをノックアウトした。さらに8回裏、キアの2番手の大卒新人パク・チフンから途中出場の9番チェ・ユンソクの2ランでダメを押した。
キアは9回表ブッシュから2番キム・ソンビンの2ランで反撃したが、最後は2番手チェ・チュンモが抑え、4位SKが完封勝ちで3連勝とし、ネクセンに敗れた3位ロッテとゲーム差なしで並んだ。9回途中まで2失点に抑えたブッシュが3勝目で、自身の連敗を4で止めた。5位キアはこれで4連敗で勝率5割となり、4位SKとのゲーム差が2.5に開き上位が遠のきだした。
LG 3−2 ハンファ (大田)
(勝)リズ 3勝9敗 (セーブ)ポン・ジュングン 17S (敗)リュ・ヒョンジン 5勝7敗
LGは3回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから2番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を先制した。ハンファも3回裏、LGの先発リズから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1-1の同点に追いついた。LGは5回表9番キム・テワンの犠打で1点を勝ち越し、リズは6回途中でマウンドを2番手リュ・テッキョンに譲った。LGは8回表、ハンファの3番手パク・チョンジンからパク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加したが、ハンファは8回裏、LGの守護神ポン・ジュングンから代打キム・ギョンオンのタイムリーで1点差とした。
だが最後はポン・ジュングンが抑え、7位LGが接戦を制した。6回途中まで1失点に抑えたリズは3勝目で、自身の連敗を3で止めた。故障あけのポン・ジュングンが17日ぶりのセーブ。打線では6番チョン・ウィユンが3安打と活躍。7回途中4番手として登板したイ・サンヨルは、プロ17年目にして史上4人目となる通算100ホールド達成。最下位ハンファはエースのリュ・ヒョンジンが7回を2失点に抑えたが打線の援護がなく、思うように勝ち星を伸ばせない。