ネクセン ５−３ サムソン （大邱）
（勝）ナイト １３勝３敗 （セーブ）ソン・スンナク ３勝２敗２７Ｓ （敗）チャン・ウォンサム １４勝６敗
ネクセンは3回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから3番カン・ジョンホ、5番ユ・ハンジュンのタイムリー、8番ホ・ドファンへの押し出しの四球で4点を先制した。サムソンは4回からチョン・イヌク、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から得点を奪えない。ネクセンは7回表、サムソンの3番手チョン・ヒョヌクから1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を追加した。
サムソンは9回裏ナイトから3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点を返すと、代わった守護神ソン・スンナクから4番パク・ソンミン、途中出場の6番イ・ジヨンのタイムリーで2点差とした。だが6位ネクセンが逃げ切り、ハンファに敗れた5位キアとの差を0.5ゲームと縮めた。9回途中まで1失点に抑えたナイトが13勝目。首位サムソンは連勝が4で止まった。打線ではパク・ソンミンが3安打1打点と活躍。
ＬＧ ０−０ ロッテ （釜山・社稷）
試合はＬＧの先発リズ、ロッテの先発ソン・スンジュンによる投手戦となり、互いに無得点が続いた。特にリズは8回まで11奪三振を記録する無失点の好投だったが、打線の援護がなくソン・スンジュンも8回まで無失点に抑えた。ＬＧはイ・ドンヒョン、ロッテはカン・ヨンシクが9回のマウンドに上がり無失点に抑え、試合は延長戦に入った。
ロッテはチョン・デヒョン、チェ・デソン、イ・ミョンウの継投で無失点に抑えたが、ＬＧもリュ・テッキョン、ウ・ギュミン、イ・サンヨルの継投で11回まで無失点を続けた。ロッテは12回裏、ＬＧの守護神ポン・ジュングンから2死満塁のチャンスをつくったが、これを生かせず無得点に終わった。試合は12回を終えても決着がつかなかったが、規定により引き分けとなった。特に2位ロッテにとっては首位サムソンがネクセンに敗れただけに痛い引き分けとなった。
ハンファ ３−０ キア （光州）
（勝）リュ・ヒョンジン ６勝８敗 （セーブ）ソン・チャンシク ４勝３敗１Ｓ （敗）アンソニー １０勝１０敗
ハンファは3回表、キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から2番チャン・ソンホのタイムリーで1点を先制し、先発リュ・ヒョンジンも無失点の好投を続けた。ハンファは6回表7番オ・ジェピルへの押し出しの四球で1点、8回表、キアの4番手の大卒新人パク・チフンから6番イ・デスの犠牲フライで1点を追加した。
最下位ハンファはパク・チョンジン、ソン・チャンシクの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで勝利した。8回を無失点に抑えたリュ・ヒョンジンは6勝目。ソン・チャンシクはプロ9年目で初セーブ。打線ではチャン・ソンホが3安打1打点と活躍。5位キアは先発アンソニーが6回2失点と好投したが、打線が援護できず完封負けで勝率5割を切ってしまった。
