サムソン １１−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ペ・ヨンス ９勝５敗 （敗）イ・ヨンチャン ９勝８敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ２１号、チョ・ドンチャン ４号
サムソンは1回表、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから4番パク・ソンミンの2ランで先制し、2回表1番チョン・ヒョンシクのタイムリーで1点を追加した。さらに3回表8番チョ・ドンチャンの3ラン、2番パク・ハニのタイムリーで4点を追加し、イ・ヨンチャンをノックアウトした。サムソンの先発ペ・ヨンスは好投を続け、打線は7回表、トゥサンの3番手の高卒新人ピョン・ジンスからチョン・ヒョンシクの犠牲フライで1点を追加した。トゥサンは7回裏8番ソン・シホンのタイムリーで1点を返した。
サムソンは9回表、トゥサンの5番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)からチョン・ヒョンシク、途中出場の3番ソン・ジュインのタイムリーで3点を追加した。トゥサンも9回裏、サムソンの3番手キム・ヒィゴルから相手のエラーなどで2点を返したが、反撃もここまでで首位サムソンが大勝し3連勝で、トゥサンとのゲーム差を5.5にまで広げた。7回を1失点に抑えたペ・ヨンスが9勝目。20安打と爆発した打線ではチョン・ヒョンシクが4安打3打点、チョ・ドンチャンが3安打1本塁打3打点と活躍。トゥサンはイ・ヨンチャンが3回持たずノックアウトされ、4連敗でロッテ、ＳＫに抜かれ4位に後退。
ネクセン １−４ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ユーマン １１勝５敗 （セーブ）キム・サユル ２勝２敗２６Ｓ （敗）キム・ヨンミン ５勝７敗
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １７号、パク・チョンユン ９号
ロッテは4回裏、ネクセンの先発キム・ヨンミンから4番カン・ミンホの本塁打で1点を先制した。ネクセンは6回表、ロッテの先発ユーマンから4番パク・ピョンホの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。ロッテは6回裏3番ソン・アソプのタイムリーで1点を勝ち越し、8回からイ・ミョンウ、キム・ソンベの継投策に出た。そして8回裏、ネクセンの2番手キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から6番パク・チョンユンの2ランでリードを広げた。
最後は守護神キム・サユルが抑えロッテが逃げ切り、サムソンに敗れたトゥサンを抜いて2位に浮上した。7回を1失点に抑えたユーマンが11勝目。6位ネクセンはキム・ヨンミンが7回途中まで2失点と好投したが、打線の援護がなかった。
キア ０−３ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）キム・グァンヒョン ６勝３敗 （セーブ）チョン・ウラム ２勝４敗２１Ｓ （敗）ソン・ヨンミン １勝１敗１Ｓ
キアの先発キム・ジヌは4回途中まで無失点に抑えていたが、右手に水膨れができたことで交代した。ＳＫの先発キム・グァンヒョンも好投を続け、打線は5回裏、キアの2番手ソン・ヨンミンから相手のエラー、3番チェ・ジョンのタイムリーで2点を先制し、6回裏、キアの3番手チン・ヘスから1番キム・ガンミンのタイムリーで1点を追加した。
ＳＫは7回以降チェ・ヨンピル、オム・ジョンウク、イム・ギョンワン、守護神チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで5連勝とした。さらにトゥサンを抜いて3位に浮上した。6回を無失点に抑えたキム・グァンヒョンが6勝目。たった1安打しか打てず完封負けを喫した5位キアはこれで6連敗で、4位争いから大きく遠のいた。
ＬＧ ４−５ ハンファ （大田）
（勝）パク・チョンジン ３勝４敗２Ｓ （セーブ）アン・スンミン １勝７敗９Ｓ （敗）キム・ソンギュ ２敗
（本塁打） ＬＧ ： チョン・ソンフン １２号、パク・ヨンテク ８号
ＬＧは2回表、ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)から4番チョン・ソンフンの本塁打で1点を先制し、3回表2番パク・ヨンテクの2ランでリードを広げ、5回表3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1点を追加した。ハンファは6回裏、ＬＧの先発ジュキッチから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を返すと、代わったＬＧの2番手イ・ドンヒョンから5番イ・デスのタイムリーで2点差とした。そしてこの回代わったＬＧの3番手イ・サンヨルから代打チャン・ソンホ、9番コ・ドンジンへの2者連続押し出し四球で4-4の同点に追いついた。
ハンファは7回裏、ＬＧの4番手キム・ソンギュからイ・デスのタイムリーで1点を勝ち越して逆転した。8回以降パク・チョンジン、ソン・チャンシク、アン・スンミンの継投で相手の反撃を断ち、最下位ハンファが逆転勝ちした。決勝タイムリーを打ったイ・デスが3安打2打点と活躍。7位ＬＧは継投に失敗しリードを守れず、連勝は3で止まった。
