今回はキアの本拠地、光州・無等野球場の様子です。
1980年代から90年代にかけて9度の韓国シリーズ優勝を誇ったヘテの黄金時代や、21世紀になってキアに生まれ変わったタイガースの歴史を見守ってきた無等野球場ですが、2011年末より隣の陸上競技場を解体し、2014年シーズンからの使用開始をめどに新しい野球場の建設工事が開始されています。
そのため、この野球場でキアタイガースの試合が見られるのは、そう長いことではありません。
この日は金曜日のナイターだったこともあり、野球場には大勢の地元のキアファンたちがつめかけ、夕暮れに染まる1塁側応援席は黄色い応援用風船の波で輝き始めました。
試合は序盤から点の取り合いとなりますが、3−3の同点となってからは両チームともに譲らず無得点が続きます。
(不動の1番打者イ・ヨンギュ。)
試合は時計の針が22時半を回り、12回を終えても決着が付かず、3−3の同点で終了となりました。
キアファンたちは、応援団長の明日こそはキアが勝ちます、皆さん応援しに来てください、という励ましのメッセージを信じながら、帰途についていました。
(文責 : ふるりん)