サムソン ５−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）オ・スンファン １勝１敗１１Ｓ （敗）チョン・ウラム １勝３敗１１Ｓ
サムソンは1回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。ＳＫは2回裏、サムソンの先発ゴードンから8番パク・チンマンのタイムリーで1−1の同点に追いついた。サムソンは4回表相手のエラーで1点を勝ち越したが、ＳＫはその裏6番パク・チョングォン、9番アン・チヨンのタイムリーで3−2と逆転し、さらに5回裏4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは7回途中からパク・ヒィスを投入し逃げ切りを図り、サムソンも6回以降シム・チャンミン、アン・ジマン、クォン・ヒョクの継投で追加点を与えなかった。
サムソンは9回表、ＳＫの3番手チョン・ウラムから8番チン・ガビョンの犠牲フライや相手のエラー、9番キム・サンスのタイムリーで5−4と逆転し、最後はオ・スンファンが抑え逆転勝ちで勝率5割に復帰し、ＬＧに敗れたトゥサンと同率5位となった。8回途中から登板したオ・スンファンが2012年シーズン初勝利。首位ＳＫはリリーフ陣が打たれ、2位以下との差を広げられなかった。
キア ４−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）アンソニー ４勝６敗 （セーブ）ハン・ギジュ １勝６Ｓ （敗）キム・サユル １勝１敗１３Ｓ
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ ５号
キアは4回表、ロッテの先発ユーマンから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制し、ロッテは5回裏、キアの先発キム・ジヌから7番パク・チュンソのタイムリーで1−1の同点に追いついた。キム・ジヌは6回を1失点と好投した。ロッテは8回裏、キアの4番手アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から2番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を勝ち越し、キム・ソンベなどのリリーフ陣も好投した。キアは9回表、ロッテの守護神キム・サユルから代打チェ・ヒィソプの本塁打で2−2の同点に追いつき、アンソニーも9回裏勝ち越し点を許さず、試合は延長に入った。
キアは10回表キム・サユルからチャンスを作ると、代わったロッテの6番手イ・スンホから相手のエラーで2点を勝ち越した。ロッテは10回裏、キアの5番手ハン・ギジュから1番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を返したが反撃もここまでで、7位キアが2011年6月以降続いていたロッテ戦での連敗を12で止めた。4番手アンソニーが4勝目。キア打線では2番アン・チホン、5番ナ・ジワンが3安打とそれぞれ活躍。ロッテは単独2位からＬＧ、ネクセンに抜かれ単独4位となった。
トゥサン ２−６ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・グァンサム ３勝２敗 （セーブ）ユ・ウォンサン ２勝１敗３Ｓ （敗）イ・ヨンチャン ５勝５敗
トゥサンは1回表、ＬＧの先発キム・グァンサムから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制した。ＬＧは1回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1−1の同点に追いつき、2回裏9番オ・ジファンのタイムリーで2−1と逆転した。トゥサンは4回表6番イ・ソンヨルのタイムリーで2−2の同点に追いついた。ＬＧは5回裏イ・ヨンチャン、代わったトゥサンの2番手チョン・デヒョンからチャンスを作ると、さらに代わったトゥサンの3番手ホン・サンサムから6番チョン・ウィユン、7番キム・テワン、オ・ジファンのタイムリーで4点を勝ち越した。
ＬＧはイ・サンヨル、イ・ドンヒョン、ユ・ウォンサンの継投で相手の反撃を断ち、キアに敗れたロッテを抜いてネクセンと並び同率2位に浮上した。しかもトゥサン戦は最近6連勝と相性もよい。7回を2失点に抑えたキム・グァンサムが3勝目。トゥサンは先発イ・ヨンチャンが5回途中で降板しリリーフも打たれ、勝率が5割となりＳＫに勝ったサムソンに並ばれ同率5位となった。
ネクセン ４−３ ハンファ （大田）
（勝）イ・ジョンフン ３勝 （セーブ）オ・ジェヨン １勝３敗１Ｓ （敗）アン・スンミン １勝６敗２Ｓ
（本塁打） ハンファ ： チェ・ジンヘン ８号
試合はネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)、ハンファの先発ヤン・フンの投手戦となった。特にナイトは3回裏三者連続三振を記録するなど好調だった。ネクセンは7回表9番ユ・ジェシンの内野ゴロの間に1点を先制した。ハンファもその裏4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1−1の同点に追いついた。ネクセンは9回表、ハンファの4番手マ・イリョンからユ・ジェシンのタイムリー、相手のエラーで2点を勝ち越した。ハンファは9回裏、ネクセンの守護神ソン・スンナクから5番チェ・ジンヘンの2ランで3−3の同点に追いつき、試合は延長に入った。
ハンファは10回表から6番手アン・スンミンを登板させ、ネクセンは3番手イ・ジョンフンが10回と11回を無失点に抑えた。ネクセンは12回表アン・スンミンの暴投で1点を勝ち越すと、最後は4番手オ・ジェヨンが抑え延長戦を制し、ロッテを抜いてＬＧと同率2位に浮上した。打線では7番ソ・ゴンチャンが3安打と活躍。最下位ハンファは9回裏追いつく粘りを見せたが、最後はアン・スンミンが力尽きた形となった。
