DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   2012年保留選手名簿発表  40名が外れる

 KBO(韓国野球委員会)は30日、再契約対象者となる8球団の2012年保留選手名簿を発表した。先日FA(フリーエージェント)を行使した選手や、軍へ入隊した選手などを除いて451名が掲載されている。なお、2011年シーズン最後まで登録されていた選手のうち、40名が保留選手名簿から外れていた(うち外国人選手は7名)。

【2012年保留選手名簿から外れた主要選手】

サムソン : ク・ジャウン、※ マシス
SK : キム・ウォンヒョン、チョン・ジュンホ、キム・デユ(日本名;金村大裕)、パク・チョンファン、※ グローバー(元読売)
ロッテ : ソン・ミンハン、※ ブーチェック(元横浜)
キア : イ・サンファ、チャ・ジョンミン、チェ・ジョンホム、※ トラビス 
トゥサン : パク・チョンベ、チョ・ギュス、※ フェルナンド
LG : ソ・スンファ、ミン・ギョンス
ハンファ : ※ ガルシア(元オリックス)
ネクセン : ファン・ドゥソン、パク・チュンス、※ アルドリッジ

注 : ※は外国人選手。


 1軍で実績のある選手としては、かつてトゥサンの守護神として活躍したク・ジャウン、SKの主力投手として活躍し通算134勝を記録したキム・ウォンヒョン、SKの主力外野手だったチェ・ジョンボム、ネクセンのリリーフ陣に欠かせない存在だったファン・ドゥソン、パク・チュンスも名を連ねた。
 外国人選手としては、2008年から2010年までロッテに在籍し、2011年シーズン途中ハンファと契約した強肩強打のガルシア(元オリックス)が目を引く。2度のサヨナラ本塁打など勝負強さが目を引いたが、72試合で打率.246、18本塁打、61打点、1盗塁の成績で確実性に欠けていたため再契約にいたらなかった。その他2009年シーズン途中からSKに在籍していたグローバー(24試合、7勝6敗、防御率4.24)、2011年ネクセンの本塁打、打点のチーム2冠王アルドリッジ(117試合、打率.237、20本塁打、73打点、6盗塁)、左の先発として起用されたトラビス(25試合、7勝5敗、防御率3.48)、2011年シーズン途中入団したブーチェック(元横浜、11試合、4勝2敗、防御率5.06)、マシス(10試合、5勝2敗、防御率2.52)、フェルナンド(25試合、3勝6敗6セーブ、防御率6.09)が再契約されなかった。
 なお、2011年シーズンSKと契約したが、1軍登板がなかった在日韓国人キム・デユ(元阪神、日本名:金村大裕)も自由契約となり保留選手名簿から外れた。
注 : 選手名の( )内は2011年シーズンの成績。
(文責 : ふるりん