ネクセンのファン・ドゥソン投手(35)が、11月30日発表された2012年保留選手名簿から外れたため、現役を引退することとなった。
ファン・ドゥソンは大学を中退し、1997年サムソンへ入団した。最初は捕手だったが投手に転向したもののサムソンでは1軍登板はなく、1999年ヘテへトレードされようやく1軍登板を果たした。だが1勝もできず2000年限りで放出され、2001年現代へ移籍した。そして2005年、ようやく1軍初勝利をあげこの年9勝を記録し主力投手となった。その後も先発にリリーフに活躍し、2007年限りで現代が解散すると2008年新球団ヒーローズへ移籍した。2009年にはWBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表にも選ばれたが、練習試合での不振で大会直前に登録を外された。2010年以降肩の故障で1軍登板がなく、2011年限りでの引退を決断した。プロ15年間の通算成績は243試合に登板、36勝33敗19セーブ16ホールド、防御率3.94。今後は指導者となる予定。
(文責 : ふるりん)