ロッテは22日、先日FA(フリーエージェント)を申請したイ・スンホ投手(30)と契約期間4年、契約金6億ウォン、年俸3億5000万ウォン、オプション最大4億ウォンの総額最大24億ウォンで契約したと発表した。
イ・スンホは2000年高校卒業後SKへ入団し、10勝をあげ新人王となった。その後SKの左のエースとして活躍し、2004年には自己最多の15勝をあげたが、2005年以降故障で苦しみ2006年、2007年と2年連続で1軍登板がなかった。2008年に4勝をあげ復活すると、その後は先発にリリーフに活躍し、SK投手陣にはなくてはならない存在だった。なお、2009年同姓同名のイ・スンホがLGから移籍してきたため、入団当初からつけていた背番号20のイ・スンホ(あるいは小イ・スンホ)と呼ばれることが多かった。2011年シーズンオフ、自身初のFAを申請したが前所属球団のSKと交渉が決裂、ロッテと契約した。2011年シーズンの成績は51試合に登板、6勝3敗2セーブ2ホールド、防御率3.50。プロ12年間の通算成績は374試合に登板、73勝64敗41セーブ22ホールド、防御率3.87。
ロッテは2011年シーズン15勝をあげた左のエース、チャン・ウォンジュンが軍へ入隊したため、その代役となる左腕を必要としており、SKで長年活躍したイ・スンホに白羽の矢を立てた。またFAを申請しロッテを離れたイム・ギョンワンがSKと契約していたため、実質イ・スンホとの交換という形になった。