DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  FAイ・スンホ(背番号20)と4年契約

 ロッテは22日、先日FA(フリーエージェント)を申請したイ・スンホ投手(30)と契約期間4年、契約金6億ウォン、年俸3億5000万ウォン、オプション最大4億ウォンの総額最大24億ウォンで契約したと発表した。
 イ・スンホは2000年高校卒業後SKへ入団し、10勝をあげ新人王となった。その後SKの左のエースとして活躍し、2004年には自己最多の15勝をあげたが、2005年以降故障で苦しみ2006年、2007年と2年連続で1軍登板がなかった。2008年に4勝をあげ復活すると、その後は先発にリリーフに活躍し、SK投手陣にはなくてはならない存在だった。なお、2009年同姓同名のイ・スンホがLGから移籍してきたため、入団当初からつけていた背番号20のイ・スンホ(あるいは小イ・スンホ)と呼ばれることが多かった。2011年シーズンオフ、自身初のFAを申請したが前所属球団のSKと交渉が決裂、ロッテと契約した。2011年シーズンの成績は51試合に登板、6勝3敗2セーブ2ホールド、防御率3.50。プロ12年間の通算成績は374試合に登板、73勝64敗41セーブ22ホールド、防御率3.87。
 ロッテは2011年シーズン15勝をあげた左のエース、チャン・ウォンジュンが軍へ入隊したため、その代役となる左腕を必要としており、SKで長年活躍したイ・スンホに白羽の矢を立てた。またFAを申請しロッテを離れたイム・ギョンワンがSKと契約していたため、実質イ・スンホとの交換という形になった。