ロッテ １２−７ ハンファ （清州）
（勝）サドースキー １１勝７敗 （敗）キム・ヒョンミン ５勝１２敗１Ｓ
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １８号 ハンファ ： ナ・ソンヨン １号
ロッテは1回表、ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番イ・デホのタイムリーで1点を先制し、4回表6番カン・ミンホの2ランで3−0とした。ハンファは4回裏、ロッテの先発サドースキーから4番チェ・ジンヘン、5番ガルシア(元オリックス)のタイムリーで2−3と1点差に迫った。だがロッテは5回表ホン・ソンフン、7番チョ・ソンファンのタイムリー、キム・ヒョンミンの暴投で4点を追加した。さらに6回表、ハンファの2番手シン・ジュヨンから2番キム・ジュチャンの犠牲フライで1点、7回表シン・ジュヨン、ハンファの3番手の高卒新人ユ・チャンシクからチョ・ソンファン、9番ムン・ギュヒョン、キム・ジュチャンのタイムリーで4点を追加した。
ハンファは8回裏、ロッテの3番手イ・ジェゴンから途中出場の8番オ・ソンジンのタイムリー、9番の大卒新人ナ・ソンヨンのプロ初本塁打となる3ランで5点を返した。だがこのあとはイム・ギョンワン、カン・ヨンシクの継投で相手の反撃を断ち、2位ロッテが大勝した。7回まで2失点に抑えたサドースキーが、韓国2年目で2010年の10勝を上回るシーズン11勝目。先発全員安打の17安打を記録したロッテ打線ではホン・ソンフンが4安打2打点、キム・ジュチャンが3安打2打点、チョ・ソンファンが2安打3打点と活躍。7位ハンファは先発キム・ヒョンミンが6回途中7失点といいところがなく、打線も14安打を記録したものの反撃が遅かった。
ＳＫ １１−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）コ・ヒョジュン ５勝７敗 （敗）キム・ソンヒョン ４勝９敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チンマン ６号、パク・チョングォン １０号
ＳＫは1回表、ＬＧの先発キム・ソンヒョンから3番パク・チンマンの本塁打で1点を先制し、3回表2番パク・チェサンのタイムリー、5番パク・チョングォンの3ランで5点を追加してキム・ソンヒョンをノックアウトした。ＬＧは4回裏、ＳＫの先発コ・ヒョジュンから2番パク・キョンス、3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリーで2点を返した。だがＳＫは7回表、ＬＧの2番手イ・ボムジュンから相手のエラーで1点、8回表、ＬＧの3番手ヤン・スンジン、4番手イ・デファンから途中出場の7番キム・ヨンフン、代打イ・ホジュンのタイムリーで2点、9回表6番チョン・サンホのタイムリーで2点を追加した。
3位ＳＫは6回以降イ・ジェヨン、イ・スンホ(背番号20)、ソン・ウンボムの継投で相手の反撃を断ち、最近4連勝でロッテとの熾烈な2位争いにすべてをかけている。5回まで2失点に抑えたコ・ヒョジュンが5勝目。打線も先発全員安打の14安打を記録した。5位ＬＧは先発キム・ソンヒョンが3回持たずノックアウトされ、打線も沈黙するなどすべての面でＳＫに及ばず大敗し、4位の座がさらに遠のいた。
(5勝目をあげた左腕コ・ヒョジュン。)
トゥサン ３−７ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ナイト ７勝１３敗 （敗）キム・サンヒョン ３勝２敗１Ｓ
（本塁打） ネクセン ： パク・ピョンホ １１号
ネクセンは1回裏、トゥサンの先発キム・サンヒョンから4番パク・ピョンホの犠牲フライで1点を先制した。しかしこの回の途中、韓国全土を襲った猛暑による電力不足で予告なしの計画的停電に木洞野球場がひっかかってしまい、試合は1時間ほど中断した。再開後ネクセンは2回裏8番ホ・ドファン、1番キム・ミヌのタイムリーで2点、3回裏、トゥサンの2番手キム・ソンベからパク・ピョンホの2試合連続本塁打で1点、4回裏、トゥサンの3番手キム・ガンニュルから3番ユ・ハンジュン、6番カン・ジョンホのタイムリーで3点を追加した。ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)は無失点の好投を続けた。
トゥサンは8回表、ネクセンの2番手の大卒新人ユン・ジウンから代打ユン・ソンミンのタイムリーで2点、9回表、ネクセンの4番手ソン・スンナクから9番チョン・スビンの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまでで最下位ネクセンが3連敗から脱出した。8回途中まで無失点に抑えたナイトがチーム最多の7勝目。14安打と爆発した打線ではカン・ジョンホが3安打2打点、キム・ミヌが3安打1打点と活躍。6位トゥサンは先発キム・サンヒョンが2回3失点で降板するとリリーフもこらえきれず、打線も11安打を記録したがつながらなかった。8番コ・ヨンミンが3安打と活躍。
