サムソン １３−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）マシス ４勝 （敗）チャン・ウォンジュン １１勝５敗
（本塁打） サムソン ： カン・ボンギュ １号、チェ・ヒョンウ ２４，２５号
サムソンは3回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番カン・ボンギュの3ラン、8番チン・ガビョンのタイムリーで5点を先制した。さらに4回表、ロッテの2番手チン・ミョンホからチェ・ヒョンウの本塁打王争い単独トップとなる24号3ラン、7番チョ・ドンチャン、9番チョン・ヒョンシクのタイムリーで10-0と大量リードを奪った。勢いは止まらず5回表チェ・ヒョンウの2打席連続本塁打で1点、7回表、ロッテの3番手イ・ミョンウからチン・ガビョンのタイムリーなどで2点を追加した。
サムソンの先発マシスは完全に相手打線を沈黙させていたが、ロッテは8回裏、サムソンの2番手チョン・イヌクから途中出場の9番ヤン・ジョンミンのタイムリーで1点、9回裏、サムソンの3番手パク・ミンギュ、4番手イム・ジヌからホン・ソンフンのタイムリー、相手の暴投で2点を返した。しかし首位サムソンがこのまま大勝し、好調の3位ロッテを難なく退けた。7月に入団したマシスは7回を無失点に抑え、無傷の4連勝。20安打と爆発した打線では、チェ・ヒョンウが3安打2本塁打5打点、カン・ボンギュが3安打1本塁打3打点、チョ・ドンチャンが3安打1打点、2番ペ・ヨンソプが3安打と活躍。ロッテは先発チャン・ウォンジュンが3回5失点と打たれると、投手陣が崩壊し首位との地力の差を見せ付けられた。
ネクセン ８−７ キア （光州）
（勝）イ・ボグン ５勝１敗１Ｓ （セーブ）ソン・スンナク ３勝２敗１４Ｓ （敗）シム・ドンソプ ３勝１敗２Ｓ
（本塁打） ネクセン ： オ・ジェイル １号 キア ： ナ・ジワン １４号、キム・サンヒョン １２号
キアは3回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から相手のエラー、6番アン・チホンのタイムリーで2点を先制した。ネクセンは4回表、キアの先発ソ・ジェウンから6番ソン・ジマンの内野ゴロの間に1点を返すと、7番オ・ジェイルの2ランで3-2と逆転した。キアは4回裏4番ナ・ジワンの満塁本塁打、5番キム・サンヒョンの2者連続本塁打で7-3とこちらも一気に逆転した。ネクセンは7回表、キアの3番手ユ・ドンフン、4番手シム・ドンソプ、5番手キム・ヒィゴルから3番ユ・ハンジュン、5番カン・ジョンホ、ソン・ジマンのタイムリーで5点を奪い、8-7と再逆転した。
7回以降イ・ボグン、イ・ジョンフン、オ・ジェヨン、ソン・スンナクの継投で1点差を守りきり、最下位ネクセンが逆転勝ちした。また7位ハンファがトゥサンに敗れたため、最下位脱出の可能性が高まった。打線ではユ・ハンジュン、カン・ジョンホが3安打2打点と活躍。2位キアはリリーフの弱さがこの試合でも露呈し、連勝が3で止まった。打線ではアン・チホンが4安打1打点、ナ・ジワンが3安打1本塁打4打点と活躍。
ＬＧ ４−３ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）パク・ヒョンジュン １２勝８敗 （セーブ）ソン・シニョン ３勝３敗１４Ｓ （敗）パク・ヒィス ２勝１敗１Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １８号、イ・ホジュン １０号
ＳＫは4回裏、ＬＧの先発パク・ヒョンジュンから3番チェ・ジョンの本塁打で1点を先制した。ＬＧは5回表、ＳＫの先発オム・ジョンウクから4番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリーで1-1の同点に追いつき、7回表、ＬＧの4番手パク・ヒィス、5番手チョン・デヒョンから5番イ・ビョンギュ(背番号24)、6番チョン・ソンフンのタイムリーで4-1と逆転した。ＳＫは8回裏、ＬＧの3番手の高卒新人イム・チャンギュから4番イ・ホジュンの2ランで1点差に迫った。
最後は4番手ソン・シニョンが1点差を守りきり、5位ＬＧが5月以来となる3連勝で4位争い残留に望みをつないだ。7回を1失点に抑えたパク・ヒョンジュンはチーム最多の12勝目。打線ではチョン・ソンフンが3安打2打点と活躍。4位ＳＫはこれで4連敗となり、混戦の2位争いに踏みとどまってはいるが苦しい状況に陥っている。
ハンファ ５−１２ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ニッパート １０勝６敗 （敗）アン・スンミン ６勝７敗
（本塁打） ハンファ ： イ・デス ７号
トゥサンは3回裏、ハンファの先発アン・スンミンから2番オ・ジェウォン、3番キム・ヒョンス、5番チェ・ジュンソク、8番イ・ウォンソクのタイムリーなどで6点を奪い、アン・スンミンをノックアウトした。さらにこの回、代わったハンファの2番手ユン・グニョンから1番イ・ジョンウク、オ・ジェウォンのタイムリーで3点を追加した。ハンファは6回表、トゥサンの先発ニッパートから途中出場の9番イ・ヒィグンのタイムリーでようやく2点を返した。トゥサンは7回裏、ハンファの4番手マ・イリョンからオ・ジェウォン、キム・ヒョンスのタイムリーで3点を追加した。
ハンファは8回表、トゥサンの3番手の大卒新人アン・ギュヨンから2番イ・デスの本塁打で3点を返したが、反撃もここまでで6位トゥサンが大勝し、7位ハンファとの差を広げた。6回を2失点に抑えたニッパートが、韓国1年目にして2ケタ勝利となる10勝目。15安打と爆発した打線ではオ・ジェウォンが3安打4打点、キム・ヒョンスが3安打3打点、イ・ウォンソクが4安打1打点と活躍。ハンファは先発アン・スンミンが3回持たずノックアウトされ、投手陣が崩壊し4連敗と最下位ネクセンとの差が縮まってきた。
