キア ２−６ サムソン （大邱）
（勝）アン・ジマン １１勝４敗 （敗）トラビス ７勝５敗
（本塁打） キア ： ナ・ジワン １０号 サムソン ： チョ・ドンチャン ３号、チェ・テイン ４号
サムソンは2回裏、キアの先発トラビスから8番チン・ガビョンのタイムリーで1点を先制した。キアは3回表、サムソンの先発チョン・イヌクから4番ナ・ジワンの2試合連続本塁打となる2ランで逆転した。サムソンは4回裏9番チョン・ヒョンシクのタイムリーで2−2の同点に追いつき、5回裏2番チョ・ドンチャンの本塁打、5番カン・ボンギュのタイムリーで2点を勝ち越した。4回途中から登板したアン・ジマン、クォン・ヒョクのリリーフ陣が得点を与えず、打線は7回裏、キアの3番手シム・ドンソプから6番チェ・テインの2ランでリードを広げた。
最後は4番手チョン・ヒョヌクが抑え、サムソンが2位キアとの首位攻防3連戦で2勝1敗と勝ち越し、首位独走態勢に入ろうとしている。ロングリリーフでチームを支えるアン・ジマンがチーム最多の11勝目。打線ではカン・ボンギュが4安打1打点と活躍。2位キアは先発トラビスが5回途中4失点と乱れ、打線もわずか4安打に抑えられてしまい首位との差を痛感させられた。
ネクセン ０−１１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ゴードン ３勝１敗 （敗）シム・スチャン １勝８敗
（本塁打） ＳＫ ： クォン・ヨングァン １号
ＳＫは4回裏、ネクセンの先発シム・スチャンから8番クォン・ヨングァンの2006年以来5年ぶりとなる満塁本塁打、3番チェ・ジョンのタイムリーで5点を奪い、シム・スチャンをノックアウトした。さらに代わったネクセンの2番手パク・ソンフンから5番チェ・ドンス、6番アン・チヨンのタイムリーで4点を追加し、9−0とリードを広げた。5回裏にもネクセンの3番手キム・サンスから3番チェ・ジョンの犠牲フライ、4番パク・チョングォンのタイムリーで2点を追加した。
ＳＫは先発ゴードン、イ・スンホ(背番号20)、パク・チョンフンの完封リレーで最下位ネクセンに完勝した。7月に加入したゴードンは7回を無失点に抑え3勝目で、ＳＫの先発の柱になりつつある。18安打と爆発した打線では2番パク・チェサンが4安打、チェ・ドンスが2安打3打点と活躍。最下位ネクセンは、8月9日のロッテ戦で自身18連敗から脱出したシム・スチャンがこの試合は4回途中でノックアウトされ、最近4連敗とまたもや下降線をたどっている。
ロッテ ４−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ブーチェック ２勝１敗 （セーブ）キム・サユル ５勝２敗１１Ｓ （敗）リズ ８勝１２敗
（本塁打） ＬＧ ： キム・テワン ４号、ソ・ドンウク ６号
ロッテは1回表、ＬＧの先発リズから4番イ・デホ、5番ホン・ソンフンのタイムリーで2点を先制し、先発の新外国人ブーチェック(元横浜)も好投を続けた。リズも2回以降得点を与えなかったが、ロッテは6回表9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を追加した。ＬＧも6回裏2番イ・ジニョンの犠牲フライで1点を返した。
4位ロッテは9回表、ＬＧの3番手の高卒新人イム・チャンギュからイ・デホのタイムリーで1点を追加し、カン・ヨンシク、イム・ギョンワン、キム・サユルの継投で相手の反撃を断ち、5位ＬＧとのゲーム差を広げた。7回を1失点に抑えたブーチェックが2勝目。なお、3回表リズの投球を肩に受けて退場したロッテの正捕手カン・ミンホは、検査の結果異常はなかった。なお、6回を3失点と比較的好投したリズを援護できなかった5位ＬＧは、試合後これまでの8年連続ポストシーズン進出失敗がまた繰り返されるのではないかと怒ったファンたちが、蚕室野球場の関係者入り口前で抗議の横断幕をかかげる騒動も起こった。
トゥサン ２−８ ハンファ （大田）
（勝）パク・チョンジン ５勝３敗５Ｓ （敗）キム・チャンフン １敗
トゥサンは5回表、ハンファの先発マ・イリョンから2番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を先制すると、代わったハンファの2番手パク・チョンジンから3番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を追加した。ハンファは5回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから8番イ・ヨサンの犠牲フライで1点を返した。ハンファは6回裏、イ・ヨンチャン、トゥサンの2番手キム・チャンフンからチャンスを作ると、代わった3番手コ・チャンソンからイ・ヨサン、9番イ・デスのタイムリーで4−2と逆転した。さらに代わったトゥサンの4番手キム・ガンニュルから1番カン・ドンウ、途中出場の2番オ・ソンジン、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで4点を追加した。
7位ハンファはパク・チョンジン、シン・ジュヨンの継投で相手の反撃を断ち、13安打と打線の爆発で逆転勝ちした。打線ではカン・ドンウが4安打1打点、イ・ヨサンが3打点と活躍。6位トゥサンは継投に失敗し逆転負けで、5年連続のポストシーズン進出が厳しくなっている。
