DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  3位NC4連勝

トゥサン 5−4 サムソン  (大邱
(勝)イ・ヨンチャン 4勝3敗11S (敗)チャ・ウチャン 2勝1敗
本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 17号  サムソン : パク・ソンミン 25,26号、ナバーロ 25号
 トゥサンは2回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから5番ホン・ソンフンの本塁打で1点を先制し、3回表4番カントゥのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの先発ニッパートは無失点の好投を続け、7回表1番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは8回裏代打パク・ソンミンの2試合連続本塁打、1番ナバーロの2ランで3-4と1点差に追い上げ、9回裏、トゥサンの3番手イ・ヨンチャンからパク・ソンミンの2打席連続本塁打で4-4の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
 トゥサンは10回表、サムソンの3番手チャ・ウチャンからチャンスを作ると、代わった4番手アン・ジマンからホン・ソンフンのタイムリーで1点を勝ち越した。最後はイ・ヨンチャンが抑え、トゥサンが延長戦を制し試合のなかったロッテを勝率で上回り5位となった。打線ではミン・ビョンホンが3安打1打点と活躍。首位サムソンは4点差を追いつく粘りを見せたが、打線につながりを欠いた。


ネクセン 1−2 NC  (馬山)
(勝)チャーリー 10勝7敗  (セーブ)キム・ジンソン 2勝2敗21S (敗)チョ・サンウ 3勝2敗
本塁打) ネクセン : イ・テックン 19号
 ネクセンは1回表、NCの先発チャーリーから2番イ・テックンの本塁打で1点を先制した。NCは2回裏、ネクセンの先発ソーサから6番モ・チャンミンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。チャーリー、ソーサともに3回以降勝ち越し点を与えなかったが、ソーサは7回1失点で降板した。NCは8回裏、ネクセンの2番手チョ・サンウから5番イ・ホジュンへの押し出しの四球で1点を勝ち越した。
 最後は2番手キム・ジンソンが抑え、3位NCが接戦を制し4連勝となった。8回を1失点に抑えたチャーリーは10勝目で、2年連続の2ケタ勝利を達成。2位ネクセンは打線が全く火を吹かず、投手陣を援護できなかった。




キア 2−3 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ドンヒョン 3勝1敗2S  (セーブ)ポン・ジュングン 1勝4敗25S (敗)チェ・ヨンピル 4勝1敗
本塁打) キア : キム・ミヌ 2号
 試合はキアの新外国人トーマス(元北海道日本ハム)、LGのリオーダンと両先発の投手戦となった。キアは7回表7番キム・ミヌの2ランで先制し均衡を破った。LGも7回裏7番オ・ジファンの2点タイムリーで2-2の同点に追いついた。その勢いに乗り8回裏、キアの2番手チェ・ヨンピルから3番パク・ヨンテクのタイムリーで3-2と逆転した。
 8回以降イ・ドンヒョン、ポン・ジュングンの継投で無失点に抑え、LGが接戦を制し混戦の中4位を維持した。イ・ドンヒョンが3勝目。打線ではパク・ヨンテクが3安打1打点と活躍。好投したトーマスを援護できなかった7位キアは3連敗。打線では5番アン・チホンが3安打と活躍。


SK 3−8 ハンファ  (大田)
(勝)イ・テヤン 6勝8敗  (セーブ)アン・ヨンミョン 5勝5敗2S (敗)キム・グァンヒョン 11勝8敗
 ハンファは1回裏、SKの先発キム・グァンヒョンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)、6番キム・テワンのタイムリーで2点を先制した。SKは2回表、ハンファの先発イ・テヤンから9番キム・ソンヒョンの犠牲フライで1点を返した。ハンファは6回裏、SKの2番手ヨ・ゴヌク、3番手の大卒新人パク・ミンホから3番キム・ギョンオン、キム・テギュンのタイムリーで2点を追加した。SKは7回表、ハンファの2番手アン・ヨンミョンから4番イ・ジェウォンのタイムリーで2点を返した。
 ハンファは7回裏、SKの4番手チョン・ユスから9番カン・ギョンハクのタイムリーなどで2点、8回裏、SKの6番手イ・サンベクから8番チョ・インソンのタイムリーで2点を追加した。アン・ヨンミョンが相手の反撃を断ち、最下位ハンファが快勝した。7回途中まで3失点のイ・テヤンが6勝目。打線ではキム・テギュンが3安打2打点、1番チョン・グヌが3安打と活躍。8位SKは先発キム・グァンヒョンを5回2失点で早々と交代させたが、失点を重ねてしまった。打線では3番チェ・ジョンが3安打と活躍。