ネクセン 2−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・ウラム 4勝3S (敗)ナイト 1勝6敗
(本塁打) SK : キム・ガンミン 1号
SKは2回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から9番パク・キョンワンのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは3回表、SKの先発コ・ヒョジュンから1番キム・ミヌの2点タイムリーで逆転した。コ・ヒョジュンは5回表のピンチで降板し、2番手イ・スンホ(背番号20)も打者1人だけでマウンドを3番手キム・グァンヒョンに譲った。最近肩の故障で1軍から外れていたキム・グァンヒョンは、三振でこのピンチをしのいだ。するとSKは5回裏5番アン・チヨンへの押し出しの四球で2−2の同点に追いついた。
キム・グァンヒョンは6回途中4番手チョン・ビョンドゥに交代した。するとSKは7回裏1番キム・ガンミンの本塁打で勝ち越し逆転すると、この回代わったネクセンの3番手マ・ジョンギルから6番チョン・グヌのタイムリーでもう1点を追加した。最後は7回途中から登板した4番手チョン・ウラムが抑え、20日、21日ともにネクセン戦が雨天中止となった首位SKが、19日のロッテ戦以来3日ぶりの試合でも逆転勝ちした。ネクセンは5連敗で依然として最下位のままで、6回途中3失点と比較的好投したナイトはまたも打線の援護がなく、自身の連敗も5に伸びてしまった。
ロッテ 4−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンサム 3勝 (セーブ)イ・ドンヒョン 1勝1敗2S (敗)コ・ウォンジュン 1勝2敗2S
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 8号、チョン・ソンフン 3号
ロッテは1回表、LGの先発キム・グァンサムから4番イ・デホの犠牲フライ、7番チョ・ソンファンのタイムリーで3点を先制した。LGも1回裏、ロッテの先発コ・ウォンジュンから3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリー、4番パク・ヨンテクの2ランで3−3の同点に追いついた。さらに2回裏イ・ビョンギュ(背番号9)の2打席連続タイムリーで4−3と勝ち越すと、LGは3回裏7番チョン・ソンフンの2ランでリードを広げ、コ・ウォンジュンをノックアウトした。キム・グァンサムは2回以降立ち直り得点を許さず、ロッテもイ・ジョンミン、イ・ジェゴン、キム・イリョプなど必死の継投で追加点を与えなかった。
ロッテは7回表、LGの3番手ハン・ヒィからイ・デホの犠牲フライで1点を返したが、LGは8回裏、ロッテの7番手キム・スワンからチャンスを作り、バッテリー間の送球ミスで1点を追加した。最後は4番手イ・ドンヒョンが抑え、2位LGが3連勝で好調を維持している。7回途中まで3失点に抑えたキム・グァンサムは打線の援護もあり開幕3連勝。打線ではパク・ヨンテクが3安打1本塁打2打点と活躍。決勝タイムリーを打ったイ・ビョンギュ(背番号9)は、史上10人目の韓国通算1600安打を15年目にして達成。先発コ・ウォンジュンが3回途中6失点と乱調だったロッテはLG打線の勢いに押されてしまい、ハンファに勝ったキアに抜かれ5位に後退。
(抑えとして登板したイ・ドンヒョン。)
トゥサン 4−5 サムソン (大邱)
(勝)ペ・ヨンス 5勝2敗 (セーブ)オ・スンファン 1勝13S (敗)イ・ヨンチャン 1勝2敗
(本塁打) トゥサン : チェ・ジュンソク 5号 サムソン : チェ・ヒョンウ 11号
トゥサンは1回表、サムソンの先発ペ・ヨンスから3番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を先制した。サムソンは1回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから4番チェ・ヒョンウの本塁打王争いトップとなる11号3ランで逆転し、2回裏2番イ・ヨンウクの内野ゴロの間に1点を追加した。ペ・ヨンスは2回以降好投を続け、打線も4回裏1番ペ・ヨンソプの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは6回から2番手として新外国人フェルナンドを登板させ、7回表には5番チェ・ジュンソクの2試合連続本塁打となる2ランで追い上げ、8回表にはサムソンの3番手アン・ジマンの暴投で1点差と迫った。
トゥサンは8回裏、不振もあって1軍から外れていたイム・テフンを3番手として登板させ追加点を与えなかったが、最後は守護神オ・スンファンが1点差を守り、3位サムソンが引き分け1つをはさんで5連勝と好調を維持し、首位SK、2位LGを追走している。7回途中まで3失点に抑えたペ・ヨンスが、チーム最多の5勝目とエースの役割を果たした。打線では8番ソン・ジュインが3安打と活躍。一方6位トゥサンはなかなか投打ともにかみ合わず、サムソンとは対照的に引き分け1つをはさんで4連敗。
(1回裏逆転3ランとなる11号本塁打を打ったチェ・ヒョンウ。)
ハンファ 1−13 キア (群山)
(勝)ユン・ソンミン 5勝1敗1S (セーブ)シム・ドンソプ 1S (敗)ヤン・フン 4敗
(本塁打) キア : チェ・ヒィソプ 3号
試合は4回までキアの先発ユン・ソンミン、ハンファの先発ヤン・フンの投げ合いで無得点が続いた。キアは5回裏2番キム・ソンビン、3番キム・ウォンソプのタイムリーでヤン・フンをノックアウトすると、代わったハンファの2番手ユ・ウォンサン、3番手チョン・ジェウォンから5番チェ・ヒィソプ、6番アン・チホン、7番シン・ジョンギル、9番チャ・イルモクのタイムリーと打者一巡の猛攻で7点を奪った。6回裏もチョン・ジェウォン、代わったハンファの4番手アン・ヨンミョンからシン・ジョンギルの2打席連続タイムリー、チャ・イルモクへの押し出しの四球、1番イ・ヨンギュの犠牲フライ、キム・ソンビンのタイムリーで5点を追加した。
ハンファは7回表、キアの2番手シム・ドンソプから相手のエラーで1点を返したが、キアもその裏5番チェ・ヒィソプの本塁打で1点を追加し、打線の爆発で大勝した。そしてロッテがLGに敗れたため4位に浮上した。6回を無失点に抑えたユン・ソンミンが自身5連勝となる5勝目で、エースの役割を果たしている。まだ19歳のプロ2年目の若手シム・ドンソプが7回から9回まで1失点に抑えプロ初セーブ。15安打と爆発した打線ではイ・ヨンギュが4安打1打点、キム・ソンビンが3安打2打点、シン・ジョンギルが2安打3打点と活躍。7位ハンファは投手陣が崩壊し、たった3安打に抑えられ連勝が4で止まった。