キア 2−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・デヒョン 2勝1敗4S (セーブ)ソン・ウンボム 8勝5敗6S (敗)ロペス 4勝10敗1S
(本塁打) キア : キム・サンヒョン 21号
SKは1回裏、キアの先発ロペスから2番パク・チェサンのタイムリーで1点を先制した。キアは4回表、SKの先発門倉(元読売)から5番キム・サンヒョンの2ランで逆転したが、SKはその裏6番キム・ジェヒョンのタイムリーで2−2の同点に追いついた。門倉は6回表のピンチでマウンドを2番手チョン・デヒョンに譲ると、ここをしのいだSKはその裏途中出場の4番チョ・ドンファの内野ゴロの間に3−2と逆転した。
首位SKは8回裏キアの3番手イ・サンファからキム・ジェヒョンのタイムリーで2点を追加し、3番手チョン・ウラム、4番手ソン・ウンボムも得点を許さず逆転勝ちし、2位サムソンがLGに敗れたため、公式戦優勝のマジックナンバーが6に減少した。6回途中から登板したチョン・デヒョンが幸運にも2勝目。打線ではキム・ジェヒョンが3打点と活躍。5位キアは、先発ロペスが7回3失点と比較的好投したが、打線の援護がなく連勝は3で止まった。打線では2番シン・ジョンギルが3安打と活躍。2010年最終戦となったこのカードは、首位SKが14勝5敗と大きく勝ち越した。
LG 6−4 サムソン (大邱)
(勝)チェ・ソンミン 2勝1敗 (セーブ)キム・グァンス 4勝5敗5S (敗)ユン・ソンファン 3勝5敗
(本塁打) LG : イ・テックン 12号
LGは2回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから6番チョ・インソンの犠牲フライで1点を先制し、3回表9番チョン・ジュヒョンのプロ2年目での初打点となるタイムリーで1点を追加した。サムソンも3回裏、LGの先発チェ・ソンミンから1番チョ・ドンチャンの内野ゴロの間に1点を返したが、LGは5回表サムソンの2番手チョン・イヌクから3番イ・テックンの本塁打で1点、7回表サムソンの4番手ペ・ヨンスから4番イ・ビョンギュ(背番号24)のタイムリーで1点を追加した。サムソンも7回裏LGの2番手イ・ドンヒョンから9番キム・サンスのタイムリーで1点を返した。
LGは9回表サムソンの7番手ペク・チョンヒョンから5番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで2点を追加した。サムソンは9回裏LGの4番手キム・グァンスから代打チョ・ヨンフンのタイムリー、相手の暴投で2点を返した。さらに2死満塁の場面で、代打には19日のSK戦で引退試合を行う41歳の大打者ヤン・ジュンヒョクが登場した。球場は大いに沸いたが、ここはキム・グァンスが三振に抑え、6位LGが逃げ切り3連敗から脱出した。6回を1失点に抑えた20歳の若手左腕チェ・ソンミンが2勝目。打線ではイ・テックンが3安打1本塁打1打点と活躍。2位サムソンは先発ユン・ソンファンが3回で降板と、2009年最多勝のタイトルを取った面影はなく、首位SKがキアに勝ったため痛恨の一敗を喫した。打線ではキム・サンスが3安打1打点と活躍。
ロッテ 0−5 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ホン・サンサム 4勝3敗 (敗)イ・ヨンフン 2敗
トゥサンは2回裏、ロッテの先発イ・ヨンフンから6番イム・ジェチョルのタイムリーで1点を先制し、3回裏3番イ・ソンヨルのタイムリーで1点、4回裏9番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発ホン・サンサムは好投を続け、無失点を続け連打も許さない。トゥサンは8回裏ロッテの4番手イム・ギョンワンからイム・ジェチョルのタイムリーで2点を追加した。
3位トゥサンは7回以降コ・チャンソン、チョン・ジェフン、イ・ヒョンスンの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで対ロッテ戦の連敗を6で止めた。6回を無失点に抑えたホン・サンサムは4勝目。打線ではイム・ジェチョルが3打点と活躍。4位ロッテは打線が6安打に抑えられ完封負けを喫し、連勝は3で止まった。2010年最終戦となったこのカードは、4位ロッテが12勝7敗と3位トゥサンに勝ち越した。