ロッテ 9−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)ソン・スンジュン 11勝6敗 (敗)ソン・ウンボム 8勝5敗3S
(本塁打) ロッテ : ソン・アソプ 8号 SK : パク・チョングォン 15号
ロッテは2回表、SKの先発ソン・ウンボムから8番ムン・ギュヒョンの犠牲フライ、9番ファン・ジェギュンのタイムリーで3点を先制し、SKも4回裏、ロッテの先発ソン・スンジュンから4番イ・ホジュンの内野ゴロの間、6番パク・キョンワンのタイムリーで2点を返した。ロッテは5回表SKの2番手コ・ヒョジュンから2番ソン・アソプの2ランでリードを広げ、SKも6回裏3番パク・チョングォンの本塁打で3−5と2点差に追い上げた。ロッテは7回表SKの3番手チョン・ウラム、5番手パク・ヒィスからファン・ジェギュン、ソン・アソプ、5番ガルシア(元オリックス)のタイムリーで4点を追加した。
SKは9回裏ロッテの3番手イ・ジョンミンから代打キム・ジェヒョンのタイムリー、9番ナ・ジュファンの内野ゴロの間に2点を返したが、最後は4番手カン・ヨンシクが抑え、反撃もここまでで4位ロッテが首位SK相手に連勝した。6回を3失点に抑えたソン・スンジュンがチーム最多の11勝目。7月ネクセンから移籍してきたファン・ジェギュンが3打点と活躍。首位SKは継投もうまくいかず、らしくないミスも目立ちこれで4連敗で、独走態勢に若干かげりが見えてきた。
トゥサン 10−1 サムソン (大邱)
(勝)キム・ソヌ 12勝5敗 (敗)ペ・ヨンス 5勝8敗
(本塁打) トゥサン : ヤン・ウィジ 14号、イ・ソンヨル 17,18号 サムソン : パク・ソンミン 14号
トゥサンは1回表、サムソンの先発ペ・ヨンスから3番コ・ヨンミンの内野ゴロの間、6番イ・ソンヨルのタイムリーで2点を先制し、サムソンも1回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから3番パク・ソンミンの本塁打で1点を返した。トゥサンは5回表8番ヤン・ウィジの3試合連続本塁打で1点、6回表サムソンの2番手ユン・ソンファンからヤン・ウィジ、9番イ・ウォンソクのタイムリーで3点を追加した。
3位トゥサンは8回表サムソンの4番手イム・ジヌからイ・ソンヨルの本塁打で1点、9回表サムソンの5番手キム・ヒョナムから代打チェ・ジュンソクのタイムリー、イ・ソンヨルの2打席連続本塁打で3点を追加し、イ・ヒョンスン、コ・チャンソン、ウォン・ヨンモクの継投で相手の反撃を断ち大勝した。6回途中まで1失点に抑えたキム・ソヌは、韓国では自己最多の12勝目。打線ではイ・ソンヨルが4安打2本塁打4打点、2番オ・ジェウォンが4安打、ヤン・ウィジが1本塁打3打点と活躍。2位サムソンは先発ペ・ヨンスが6回途中4失点とあまり内容もよくなく、リリーフ陣も打たれ打線も3安打に抑えられ、まさかの大敗を喫し連勝が5で止まり、3位トゥサンとの差が縮まった。
キア 1−3 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)キム・ソンヒョン 6勝5敗 (セーブ)ソン・スンナク 2勝1敗19S (敗)コロン 7勝6敗
ネクセンは2回裏、キアの先発コロンから8番カン・グィテの犠牲フライで1点を先制し、先発キム・ソンヒョンも好投を続けると、5回裏相手のエラーで1点を追加した。キアは6回表2番キム・ソンビンの併殺打の間に1点を返したが、ネクセンは7回裏キアの4番手ソン・ヨンミンから2番キム・ミヌのタイムリーで1点を追加した。
7回以降パク・チュンス、ソン・シニョン、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、7位ネクセンが接戦を制した。6回を1失点に抑えたキム・ソンヒョンが6勝目。5位キアはコロンが5回を2失点に抑えたが、打線が4安打に抑えられてしまい、SKに勝った4位ロッテとの差が広がってしまった。
ハンファ 0−12 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンサム 6勝5敗 (敗)ユ・ウォンサン 5勝12敗
(本塁打) LG : イ・テックン 9,10号、パク・ヨンテク 7号
LGは1回裏、ハンファの先発ユ・ウォンサンから1番イ・テックンの先頭打者本塁打、5番イ・ジニョンのタイムリーで2点を先制し、2回裏イ・テックン、2番イ・ビョンギュ(背番号24)の犠牲フライで2点を追加した。先発キム・グァンサムも好投を続け、LGは5回裏ハンファの3番手の高卒新人アン・スンミンから8番オ・ジファンのタイムリーで2点、6回裏アン・スンミン、ハンファの4番手マ・イリョンからイ・テックンのこの試合2本目の本塁打、パク・ヨンテクの2試合連続本塁打で2点、7回裏ハンファの5番手ホ・ユガン、6番手ソン・チャンシクから9番パク・キョンスのタイムリー、イ・テックンの犠牲フライ、パク・ヨンテク、4番チョ・インソンのタイムリーで4点を追加した。
6位LGはこのあと相手に反撃を許さず完封勝ちした。キム・グァンサムはプロ12年目にして初の完封勝利となる6勝目。21安打と爆発した打線では、イ・テックンが3安打2本塁打4打点、チョ・インソンが3安打1打点、オ・ジファンが3安打2打点と活躍。最下位ハンファは先発ユ・ウォンサンが2回途中で降板し、リリーフ陣もことごとく打たれ打線もわずか2安打に抑えられるなど、まったくいいところがなく引き分け1つをはさんで6連敗と泥沼に陥ってしまった。