ロッテ−トゥサン(ソウル・蚕室）は雨天中止。
ＳＫ ９−３ キア （群山）
（勝）門倉 １０勝４敗 （敗）コロン ５勝４敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ １５号
ＳＫは4回表、キアの先発コロンから5番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、5回表9番キム・ヨンフンのタイムリーで1点を追加した。ＳＫの先発門倉(元読売)は無失点の好投を続け、打線は6回表キアの3番手ソン・ヨンミン、4番手パク・ソンホから6番キム・ガンミン、7番チョ・ドンファのタイムリー、8番パク・キョンワンの犠牲フライで4点を追加した。キアもその裏ＳＫの3番手チョン・デヒョンから5番チェ・ジョンボムのタイムリーで2点を返した。ＳＫは7回表キアの5番手パク・キョンテからエラーもあり1点を追加し、キアは8回裏ＳＫの4番手イ・スンホ(背番号20)から4番チェ・ヒィソプの本塁打で1点を返した。
首位ＳＫは9回表キアの6番手チョ・テスから4番パク・チョングォンのタイムリー、チェ・ジョンの犠牲フライで2点を追加し、最後は5番手ソン・ウンボムが抑え快勝し、キア戦はこれで10連勝と相性のよさを見せ付けた。6回途中まで投げた日本人投手門倉は、韓国2年目にして初の2ケタ勝利。6位キアは先発コロンこそ5回2失点と決して悪くなかったが、リリーフ陣が打たれ、得点効率も10安打で3得点と、11安打で9得点のＳＫと比べて明らかに悪くこれで3連敗と、上昇の兆しはなかなか見えてこない。
ＬＧ ２−３ サムソン （大邱）
（勝）クルセタ ６勝９敗 （敗）チョン・ジェボク １勝１敗
（本塁打） ＬＧ ： オ・ジファン ９号、パク・ヨンテク ４号
サムソンは2回裏、ＬＧの先発ポン・ジュングンから7番シン・ミョンチョルのタイムリー、9番イ・ヨンウクの犠牲フライで2点を先制し、先発チャン・ウォンサムも好投を続けた。ポン・ジュングンもこの後追加点を許さず好投を続けると、ＬＧは6回表8番オ・ジファンの本塁打で1点を返した。ポン・ジュングンは7回途中で2番手イ・ドンヒョンに交代し、サムソンも8回から2番手アン・ジマンを登板させ逃げ切りを図った。しかしＬＧは9回表サムソンの3番手クォン・ヒョクから代打パク・ヨンテクの本塁打で2−2の同点に追いつき、9回裏のサムソンの攻撃を4番手キム・グァンスが抑え、試合は延長戦に突入した。
サムソンはチョン・ヒョヌク、チョン・イヌクの好投で無失点を続け、ＬＧは11回裏の満塁のピンチを守護神岡本(元埼玉西武)が抑えた。しかし2位サムソンは12回裏ＬＧの6番手チョン・ジェボクからチャンスを作ると、代わった7番手リュ・テッキョンから途中出場の5番パク・ハニのタイムリーでサヨナラ勝ちし、絶好調の勢いを示し試合が雨天中止となった3位トゥサンとの差を広げた。12回表のピンチを抑えたクルセタが6勝目。打線ではシン・ミョンチョルが3安打1打点と活躍。5位ＬＧは9回表同点に追いつく粘りを見せたが、サムソンの勢いを止められなかった。
ネクセン ５−３ ハンファ （大田）
（勝）マ・ジョンギル ３勝 （セーブ）ソン・スンナク ２勝１敗１５Ｓ （敗）パク・チョンベ ２勝４敗３Ｓ
ハンファは2回裏、ネクセンの先発クム・ミンチョルから1番キム・ギョンオンのタイムリー、2番カン・ドンウの内野ゴロの間に2点を先制し、4回裏ネクセンの2番手イ・ボグンから3番キム・テワンのタイムリーで1点を追加した。この後イ・ボグン、オ・ジェヨンから追加点を奪えなかったが、ハンファの先発ユ・ウォンサンは7回まで無失点の好投を続けた。ネクセンは8回表ユ・ウォンサンから代打ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を返した。
ネクセンは9回表ハンファの2番手パク・チョンジンから5番クラークのタイムリーで1点を返すと、代わった3番手ユン・ギュジンからユ・ハンジュンが走者一掃の3点タイムリーを打ち試合をひっくり返した。最後は守護神ソン・スンナクが抑えて逆転勝ちし、7位ネクセンが最下位ハンファとのゲーム差を広げた。7回から8回まで無失点に抑えたマ・ジョンギルが3勝目。打線ではユ・ハンジュンが途中出場ながら4打点と活躍。最下位ハンファは弱点のリリーフ陣がこの試合では9回表2死満塁とあと1人の場面で逆転を許してしまった。打線ではキム・ギョンオンが3安打1打点と活躍。
