ＳＫ−ロッテ(釜山・社稷)、ハンファ−キア(光州)は雨天中止。
トゥサン ５−０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ヒメネス １１勝３敗 （敗）ポン・ジュングン ８勝５敗１Ｓ
トゥサンは1回表、ＬＧの先発ポン・ジュングンから4番キム・ドンジュのタイムリーで1点を先制し、3回表3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点、4回表8番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発ヒメネスは好投を続け、打線は8回表ＬＧの4番手イ・サンヨルから6番イ・ソンヨルのタイムリーで2点を追加した。
3位トゥサンは8回からチョン・ジェフン、守護神イ・ヨンチャンの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで快勝した。7回を無失点に抑えたドミニカ共和国出身のヒメネスは最多勝争いトップタイの11勝目で、韓国1年目にしてトゥサンの先発の柱になりつつある。5位ＬＧはエースのポン・ジュングンが7回3失点と奮闘したが、打線がわずか4安打に抑えられ援護に恵まれず黒星がついてしまった。なお、左腕イ・サンヨルは史上18人目となる通算500試合登板をプロ15年目にして達成。
サムソン ２−１ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）クォン・ヒョク ４勝１敗３Ｓ （敗）イ・ボグン １勝２敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ７号
ネクセンは2回裏、サムソンの先発チャ・ウチャンから9番チャン・ギヨンへの押し出しの四球で1点を先制した。最近先発に転向したチャ・ウチャンはこのあと追加点を許さず好投を続けるが、ネクセンの先発キム・ソンテも好投を続けた。サムソンは7回表キム・ソンテから同点のチャンスを作るが、ここは2番手パク・チュンスがしのいだ。サムソンは8回表ネクセンの3番手ソン・シニョンからチャンスを作ると、ネクセンは守護神ソン・スンナクをマウンドに送ったが、2番オ・ジョンボクのタイムリーで1−1の同点に追いつかれた。
チャ・ウチャンは8回途中まで1失点に抑え、ネクセンは9回裏サムソンの2番手チョン・イヌク、3番手ナイト(元北海道日本ハム)から満塁とサヨナラ勝ちのチャンスを迎えるが、ここはサムソンの4番手クォン・ヒョクがしのぎ試合は延長戦に突入した。サムソンは10回表ネクセンの5番手イ・ボグンから1番イ・ヨンウクのタイムリーで1点を勝ち越すと、最後はクォン・ヒョクが抑え逆転勝ちし、3連勝で10日浮上したばかりの2位の座を守った。9回裏の絶体絶命のピンチをしのいだクォン・ヒョクが4勝目。打線では9番キム・サンスが3安打と活躍。7位ネクセンはチャンスを生かしきれず、サムソンの粘りの前に屈して4連敗。打線では6番カン・ジョンホが3安打と活躍。
