ＮＣ ２４−５ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ウェーバー ４勝２敗 （敗）ムン・ソンヒョン ２勝２敗
（本塁打） ＮＣ ： チ・ソックン ２号、ナ・ソンボム ６，７号、イ・ジョンウク ３号、イ・ホジュン ６，７号 ネクセン ： パク・ピョンホ １１号、カン・ジョンホ ７号
ＮＣは1回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから4番イ・ホジュンのタイムリー、6番クォン・ヒィドンへの押し出しの四球、7番ソン・シホンのタイムリー、8番チ・ソックンの3ランで6点を先制した。ネクセンは1回裏、ＮＣの先発ウェーバーから4番パク・ピョンホの2ランで反撃したが、2回表3番ナ・ソンボムの2ラン、ソン・シホンのタイムリーで3点を追加した。さらに3回表2番イ・ジョンウクの3ランでムン・ソンヒョンをノックアウトすると、代わったネクセンの2番手ユン・ヨンサムからナ・ソンボムの2打席連続本塁打、イ・ホジュンの本塁打で14-2とリードを広げた。
ＮＣは4回表ナ・ソンボム、イ・ホジュンのタイムリーで2点を追加し、ネクセンはその裏ウェーバーの暴投で1点を返した。ＮＣは5回表9番キム・テグン、1番パク・ミヌのタイムリー、イ・ホジュンの2打席連続本塁打となる満塁本塁打で6点を追加した。ネクセンも5回裏5番カン・ジョンホの2ランで反撃したが、ＮＣは6回表パク・ミヌ、途中出場の2番パク・チョンジュンのタイムリーで2点を追加した。6回裏ネクセンの攻撃中に雨が強くなり試合は中断し、結局そのまま降雨コールドゲームが宣告され、ＮＣが打線の大爆発でネクセンを抜いて首位に浮上した。
6回途中まで5失点ながら打線の援護でウェーバーが4勝目。先発全員安打の21安打、チーム新記録の24得点をあげたＮＣではパク・ミヌが5安打2打点、イ・ホジュンが4安打2本塁打7打点、ナ・ソンボムが3安打2本塁打4打点と活躍。ネクセンはまさかの大量失点で首位の座から滑り落ちた。
サムソン ５−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）クォン・ヒョク １勝 （セーブ）イム・チャンヨン ２勝６Ｓ （敗）パク・ヒィス ２敗８Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： イ・ジェウォン ４号
ＳＫは3回裏、サムソンの先発ペク・チョンヒョンから2番チョ・ドンファのタイムリーで2点を先制し、4回裏8番シン・ヒョンチョルのタイムリーで1点を追加した。ＳＫの先発ユン・ヒィサンも好投を続け、6回裏4番イ・ジェウォンの本塁打で1点を追加した。ＳＫは7回から2番手チン・ヘスを登板させ逃げ切りをはかり、サムソンはキム・ヒィゴル、クォン・ヒョクが追加点を与えなかった。
サムソンは9回表、ＳＫの4番手パク・ヒィスから5番キム・テワンへの押し出しの死球、6番イ・スンヨプのタイムリー、8番イ・フンニョンへの押し出しの死球で4-4の同点に追いつくと、代わったＳＫの5番手ユン・ギルヒョンから途中出場の9番ペク・サンウォンの犠牲フライで5-4と逆転した。最後は4番手イム・チャンヨンが相手の反撃を断ち、3位サムソンが4連勝と調子を上げてきた。クォン・ヒョクは2012年以来の勝利投手。6位ＳＫは先発ユン・ヒィサンが6回無失点と好投したが、リリーフが崩壊してしまい勝率5割を切ってしまった。
トゥサン ６−１０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）オクスプリング ３勝１敗 （敗）ノ・ギョンウン ２勝４敗
（本塁打） トゥサン ： ミン・ビョンホン ４号、カントゥ ９号
トゥサンは1回表、ロッテの先発オクスプリング(元阪神)から1番ミン・ビョンホンの先頭打者本塁打、4番カントゥの2ランで3点を先制した。ロッテは1回裏、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから4番ヒメネス(元北海道日本ハム)、6番ファン・ジェギュンのタイムリーで2点を返し、2回裏2番キム・ムンホの内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。トゥサンは4回表8番キム・ジェホ、ミン・ビョンホンのタイムリーで2点を勝ち越した。ロッテは4回裏ヒメネスの2点タイムリーで5-5の同点に追いつくと、代わったトゥサンの2番手ユン・ミョンジュンから5番パク・チョンユンのタイムリーで7-5と逆転した。
トゥサンは7回表、ロッテの3番手キム・ソンベからホン・ソンフンのタイムリーで1点差とした。4位ロッテは8回裏、トゥサンの4番手チョン・ジェフンから1番チョン・フン、2番キム・ムンホのタイムリーで3点を追加し、最後は4番手キム・スンフェが抑え勝利した。6回途中まで5失点ながら打線の援護に恵まれたオクスプリングが3勝目。打線ではキム・ムンホ、ヒメネスが3打点と活躍。5位トゥサンは先発ノ・ギョンウンが4回途中7失点と振るわず、投手陣の不振が顕著となっている。
ハンファ ８−７ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）パク・チョンジン ２勝 （敗）キム・ソンギュ ２敗
（本塁打） ハンファ ： キム・フェソン ５号
ハンファは1回表、ＬＧの先発シン・ジェウンから2番イ・ヤンギのタイムリー、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の犠牲フライで2点を先制した。ＬＧは1回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから4番チョン・ウィユンの内野ゴロの間に1点を返し、5番イ・ビョンギュ(背番号9・元中日)のタイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは2回表8番キム・フェソンの2ランで勝ち越した。ＬＧは4回裏1番ぺク・チャンス、3番イ・ジニョンのタイムリーや相手のエラーで6-4と逆転した。ハンファは5回表、ＬＧの2番手チョン・ヒョヌクから3番チョン・グヌのタイムリーで1点を返した。
ハンファは5回途中から2番手ソン・チャンシクが登板し、8回表、ＬＧの3番手ユ・ウォンサンから7番ソン・グァンミンのタイムリーで6-6の同点に追いつき、3番手の大卒新人チェ・ヨンファンは8回から9回まで無失点に抑えた。試合は延長に突入し、ハンファは10回表、ＬＧの5番手ポン・ジュングンからイ・ヤンギのタイムリーで1点を勝ち越した。ＬＧも10回裏、ハンファの5番手パク・チョンジンから途中出場の7番ベルの内野ゴロの間に7-7の同点に追いついた。
8位ハンファは11回表、ＬＧの6番手キム・ソンギュからソン・グァンミンのタイムリーで1点を勝ち越し、最後はパク・チョンジンが抑え5時間近くの激闘を制した。最下位ＬＧは10回裏追いつく粘りを見せたが勝ち越せず、停滞ムードからなかなか抜け出せない。
