SK 4−3 LG (ソウル・蚕室)
(勝)グローバー 5勝3敗 (セーブ)イ・スンホ 3勝14S (敗)キム・グァンサム 3勝2敗
(本塁打) LG : チョ・インソン 6号
LGは1回裏、SKの先発グローバー(元読売)から3番イ・テックンのタイムリーで1点を先制し、SKは4回表LGの先発キム・グァンサムから1番パク・チェサン、2番チョン・グヌのタイムリーで3−1と逆転した。グローバーはこのあと好投を続け、LGも2番手オ・サンミンが追加点を許さなかった。SKは7回表LGの4番手イ・サンヨルから5番パク・チョングォンのタイムリーで1点を追加したが、LGはその裏SKの2番手イ・スンホ(背番号20)から1番イ・デヒョンの犠牲フライで1点を返した。
LGは9回裏7番チョ・インソンの本塁打で1点差としたが、イ・スンホが最後まで続投し1点差を守りきり、首位SKが2010年シーズンの対LG戦6戦全勝と相性の良さを見せ接戦を制した。7回途中まで1失点に抑えたグローバーが5勝目。イ・スンホはセーブ王争い最多の14セーブ目。打線では3番キム・ジェヒョンが3安打と活躍。6位LGは先発キム・グァンサムが4回途中で降板し試合の主導権を握れず、SKへの苦手意識を克服できなかった。
トゥサン 6−10 ハンファ (大田)
(勝)パク・チョンジン 2勝1敗 (敗)キム・ソンベ 1敗
(本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 16号、ソン・グァンミン 5号
ハンファは1回裏、トゥサンの先発キム・ソンベから3番キム・テワンのタイムリー、4番チェ・ジンヘンの本塁打王争い単独トップとなる16号2ラン、8番イ・ヒィグンのタイムリーで4点を先制した。トゥサンは2回表ハンファの先発キム・ヒョンミンから9番キム・ジェホのタイムリーで2点を返し、ハンファもその裏キム・スンフェの暴投で1点を追加した。トゥサンは3回表キム・ヒョンミン、ハンファの2番手パク・チョンジンから5番チェ・ジュンソク、7番ユ・ジェウンのタイムリー、8番チェ・スンファンの内野ゴロの間に5−5の同点に追いついた。しかしハンファはその裏5番ソン・グァンミンの本塁打で1点を勝ち越し、キム・ソンベをノックアウトした。
ハンファは6回裏トゥサンの3番手キム・スンフェ、4番手の高卒新人チョン・デヒョンから2番チュ・スンウ、3番キム・テワンのタイムリー、7番チョン・ウォンソクの内野ゴロの間に4点を追加した。トゥサンは8回表ハンファの4番手ユン・ギュジンから途中出場の8番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで7位ハンファが乱打戦を制した。3回途中から6回途中まで好投したパク・チョンジンが2勝目。打線ではキム・テワンが2安打3打点と活躍。ともに先発が3回持たなかったが、中継ぎの出来が試合の勝敗を分けた。
ロッテ 10−2 サムソン (大邱)
(勝)チャン・ウォンジュン 6勝4敗 (敗)チャン・ウォンサム 5勝3敗
(本塁打) ロッテ : ガルシア 13,14号、カン・ミンホ 10号、チョ・ソンファン 3号
ロッテは2回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから6番ガルシア(元オリックス)の2試合連続本塁打で1点を先制し、3回表4番イ・デホのタイムリーで1点を追加した。さらに5回表には5番カン・ミンホの満塁本塁打が出て6−0とリードを広げた。ロッテの勢いは止まらず、6回表サムソンの2番手ペ・ヨンスから2番チョ・ソンファンの本塁打で1点を追加し、7回表ガルシアのこの試合2本目の本塁打となる3ランで10−0とダメを押した。
ロッテの先発チャン・ウォンジュンは6回まで無失点に抑えていたが、サムソンは7回裏6番パク・ハニ、7番パク・チンマンのタイムリーで2点を返した。8回表には故障で離脱していた抑えのオ・スンファンがサムソンの3番手として登板し、無失点に抑えた。5位ロッテは8回以降キム・イリョプ、イ・ジョンフンの継投で相手の反撃を断ち、3連勝で少しずつ上位進出に近づいてきた。7回を2失点に抑えたチャン・ウォンジュンはチーム最多の6勝目。打線ではチョ・ソンファンが5安打1本塁打3打点、ガルシアが3安打2本塁打4打点と活躍。3位サムソンは先発チャン・ウォンサムが5回6失点と期待を裏切り4連敗。
(5回表カン・ミンホが満塁本塁打を打つ。)
キア 5−6 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ソン・シニョン 2勝4敗 (セーブ)ソン・スンナク 1勝1敗9S (敗)ユ・ドンフン 3勝2敗9S
(本塁打) キア : キム・ウォンソプ 4号
キアは1回表、ネクセンの先発コ・ウォンジュンから2番キム・ウォンソプ、3番アン・チホン、4番チェ・ヒィソプ、6番キム・サンフンのタイムリーで4点を先制し、ネクセンは2回裏キアの先発ユン・ソンミンから7番カン・ジョンホ、9番キム・イルギョンのタイムリー、相手の暴投で3点を返した。ネクセンは5回裏3番カン・ビョンシク、6番イ・スンヨンのタイムリーで5−4と逆転した。しかしキアは7回表、ネクセンの2番手オ・ジェヨンからキム・ウォンソプのタイムリーで同点に追いついた。
最下位ネクセンは8回裏キアの2番手ユ・ドンフンから1番チャン・ギヨンのタイムリーで1点を勝ち越し、最後は守護神ソン・スンナクが抑え接戦を制した。8回表3番手として登板し無失点に抑えたソン・シニョンが2勝目。打線ではキム・イルギョンが3安打1打点と活躍。先発ユン・ソンミンを7回まで引っ張ったが、守護神ユ・ドンフンが打たれてしまった4位キアは連勝が3で止まった。