KBO(韓国野球委員会)は16日から17日にかけて、各球団の団長が参加するワークショップを開催し、2010年シーズンのプロ野球の大枠を決めた。
開幕戦は例年より早く3月27日(土)とし、それに先立ち示範競技(日本プロ野球のオープン戦に相当)は3月6日から21日まで、各球団14試合を行う。2008年以来2年ぶりとなる3月の開幕は、2010年11月後半の中国・広州アジア大会野球競技にプロ選手からなる韓国代表チームを派遣するからである。またオールスター戦は7月24日(土)、1997年以来13年ぶりに大邱で開催されることとなった。2011年のオールスター戦はソウル・蚕室野球場開催が検討されている。
なお、2009年シーズンは開幕当初、週末の3連戦が雨天などで実施できなかった場合、月曜日に順延することになったが、その後変更され、前日の試合が雨天順延の場合のみ週末のダブルヘッダー開催も実施された。2010年シーズンはダブルヘッダーを実施しないこととし、試合中5回終了後のクリーニングタイムも、試合時間のスピードアップのため行われないこととなった。その代わり、3回、5回、7回終了後に簡単なグラウンド整備を行う。
これらの案は、2010年1月12日のKBO理事会を通して正式決定されることになっている。