DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チェ・サンビョン、チ・スンミンのトレード成立

 トゥサンとサムソンは16日、チェ・サンビョン捕手(29)とチ・スンミン投手(30)のトレードが成立したことを発表した。トゥサンは左腕投手不足、サムソンは正捕手チン・ガビョンが手首の骨折で長期離脱し捕手不足になっていることで、両者の思惑が一致した。

 チェ・サンビョンは大学卒業後2002年ハンファに入団し、1軍に定着できないまま2004年トゥサンに移籍した。2007年軍から除隊後1軍に定着し、この年91試合に出場した。2008年は自己最多の112試合に出場し、正捕手の座に大きく近づいた。だが2009年シーズンは肩の故障もあり開幕1軍に入れず大きく出遅れ、チェ・スンファンなど他の捕手との競争に敗れたこともあり、6月後半に2軍降格後は1軍出場の機会はなかった。2009年シーズンの成績は16試合に出場、打率.130、本塁打、打点、盗塁はなし。7月16日までのプロ通算成績は288試合に出場、打率.211、151安打、12本塁打、77打点、2盗塁。
 チ・スンミンは大学卒業後2001年ハンファに入団し、2003年シーズン途中にサムソンへ移籍し、2004年は52試合に登板するなど左の中継ぎとして活躍してきた。2006年以降兵役や故障もあり長い間1軍登板はなかったが、2009年は20試合に登板し、2ホールド、防御率1.74と復活の兆しを見せていたものの、6月半ばから肝炎に感染していたため2軍に降格していた。7月16日までのプロ通算成績は150試合に登板、4勝4敗3セーブ22ホールド、防御率5.87。

 
 
(文責 : ふるりん