トゥサンとサムソンは16日、チェ・サンビョン捕手(29)とチ・スンミン投手(30)のトレードが成立したことを発表した。トゥサンは左腕投手不足、サムソンは正捕手チン・ガビョンが手首の骨折で長期離脱し捕手不足になっていることで、両者の思惑が一致した。
チェ・サンビョンは大学卒業後2002年ハンファに入団し、1軍に定着できないまま2004年トゥサンに移籍した。2007年軍から除隊後1軍に定着し、この年91試合に出場した。2008年は自己最多の112試合に出場し、正捕手の座に大きく近づいた。だが2009年シーズンは肩の故障もあり開幕1軍に入れず大きく出遅れ、チェ・スンファンなど他の捕手との競争に敗れたこともあり、6月後半に2軍降格後は1軍出場の機会はなかった。2009年シーズンの成績は16試合に出場、打率.130、本塁打、打点、盗塁はなし。7月16日までのプロ通算成績は288試合に出場、打率.211、151安打、12本塁打、77打点、2盗塁。
チ・スンミンは大学卒業後2001年ハンファに入団し、2003年シーズン途中にサムソンへ移籍し、2004年は52試合に登板するなど左の中継ぎとして活躍してきた。2006年以降兵役や故障もあり長い間1軍登板はなかったが、2009年は20試合に登板し、2ホールド、防御率1.74と復活の兆しを見せていたものの、6月半ばから肝炎に感染していたため2軍に降格していた。7月16日までのプロ通算成績は150試合に登板、4勝4敗3セーブ22ホールド、防御率5.87。
(文責 : ふるりん)