ネクセン 0−7 サムソン (大邱)
(勝)ユン・ソンファン 13勝5敗 (敗)シム・スチャン 2勝12敗
サムソンは1回裏、ネクセンの先発シム・スチャンから3番チェ・テインのタイムリーで1点を先制し、5番パク・ソンミンの内野ゴロの間に1点を追加した。2回裏8番チェ・サンビョン、1番キム・サンスのタイムリーで2点、5回裏4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を追加した。サムソンの先発ユン・ソンファンは無失点の好投を続け、7回から2番手クォン・オジュンが登板した。
4位サムソンは8回裏、ネクセンの2番手チャン・ヒョフンの暴投、代打シン・ミョンチョルのタイムリーで2点を追加すると、最後は3番手ペ・ヨンスが抑え、4連勝で公式戦優勝へのマジックナンバーをついに1とした。6回を無失点に抑えたユン・ソンファンがチーム最多の13勝目。最下位ネクセンはこれで3連敗で、3試合連続完封負けと力ない姿を晒してしまった。2011年シーズン最終戦となったこのカードは、15勝4敗とサムソンが大きく勝ち越した。
ロッテ 3−4 ハンファ (大田)
(勝)ボーティスタ 3勝8S (敗)ソン・スンジュン 12勝10敗
ハンファは1回裏、ロッテの先発コ・ウォンジュンから5番ガルシア(元オリックス)のタイムリーで1点を先制し、3回裏、4回裏ともに相手のエラーで1点ずつを追加した。ロッテは5回表、ハンファの先発アン・スンミンから6番カン・ミンホの内野ゴロの間に1点を返し、1番チョン・ジュヌの2点タイムリーで3-3の同点に追いついた。ロッテは4回途中からイ・ミョンウ、チン・ミョンホ、イ・ヨンフン、カン・ヨンシクの継投で何とか勝ち越し点を与えなかったが、アン・スンミンも7回まで投げこちらも得点を許さなかった。
試合はこのままロッテのイム・ギョンワン、キム・サユル、ハンファのボーティスタの好投で延長戦に突入した。それでも7位ハンファは11回裏、ロッテの8番手ソン・スンジュンから代打イ・ヤンギのタイムリーでサヨナラ勝ちした。8回から11回まで無失点に抑えたボーティスタが3勝目。2位ロッテは粘って延長戦に持ち込み先発要員のソン・スンジュンをリリーフ登板させたが、失敗に終わった。
SK 3−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ハン・ヒィ 2勝1敗 (セーブ)ソン・シニョン 3勝3敗19S (敗)パク・ヒィス 4勝2敗1S
SKは3回表、LGの先発パク・ヒョンジュンから5番パク・チョングォンの内野ゴロの間に1点を先制すると、6番パク・チンマンの2点タイムリーでリードを広げた。約3ヶ月ぶりの先発登板となったキム・グァンヒョンだが、LGは4回裏4番パク・ヨンテク、5番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで2点を返した。キム・グァンヒョンは6回途中で2番手チョン・デヒョンに交代した。LGも7回から2番手ハン・ヒィを登板させた。
LGは8回裏、SKの3番手パク・ヒィスからチャンスを作ると、代わった4番手オム・ジョンウクから相手のエラーもあって2点を奪い、4−3と逆転した。最後は守護神ソン・シニョンが抑え、5位LGが接戦を制した。打線ではイ・ビョンギュ(背番号9)が3安打1打点と活躍。3位SKは逆転負けで、ハンファに負けたロッテから2位を奪い返すチャンスを逃した。
トゥサン 7−2 キア (光州)
(勝)ニッパート 13勝6敗 (敗)ソ・ジェウン 8勝9敗2S
(本塁打) キア : ユ・ジェウォン 1号、アン・チホン 5号
トゥサンは1回表、キアの先発ソ・ジェウンから5番ヤン・ウィジの犠牲フライで1点を先制し、先発ニッパートも好投を続けた。5回表には3番オ・ジェウォン、4番キム・ドンジュのタイムリー、相手のエラーで3点、7回表、キアの2番手ヤン・ヒョンジョン、3番手ソン・ヨンミンからキム・ドンジュのタイムリー、途中出場の6番コ・ヨンミンの犠牲フライで2点を追加した。キアは8回裏、トゥサンの2番手イ・ヒョンスンから9番ユ・ジェウォンの2007年以来4年ぶりの本塁打、3番アン・千本の本塁打で2点を返した。
6位トゥサンは9回表、キアの5番手イム・ジュンヒョクからコ・ヨンミンのタイムリーで1点を追加し、最後は3番手フェルナンドが抑え快勝した。7回を無失点に抑えたニッパートが13勝目。打線ではオ・ジェウォンが3安打1打点と活躍。4位キアは先発ソ・ジェウンが5回4失点と振るわず、打線もソロ本塁打の2点だけと抑えられてしまった。