ヒーローズは22日、経費節減のため今季開幕前大幅に年俸を減額したベテラン選手3名と2009年の年俸契約更改を行った。
2007年の年俸6億ウォンから、今季は3億8000万ウォン減の2億2000万ウォンとなったソン・ジマン外野手(35)は、前年比1億8000万ウォン増の年俸4億ウォンとなった。今季は118試合に出場し、打率.280、13本塁打、62打点、4盗塁の成績で、打撃、守備ともに衰えぬ技量を見せチームに不可欠な存在だった。2009年もこれまで通りの活躍が期待される。
また2007年の年俸3億ウォンから、今季は2億2000万ウォン減の年俸8000万ウォンとなったキム・ドンス捕手(40)は、前年比5000万ウォン増の年俸1億3000万ウォンとなった。今季は94試合に出場し、打率.239、1本塁打、23打点の成績を残し、捕手として史上初の通算2000試合出場を達成した。正捕手不在のヒーローズで、2009年には41歳となるキム・ドンスはまだまだ必要な存在である。
同じくベテラン内野手で、2007年の年俸3億5000万ウォンから1億8000万ウォン減となったイ・スンヨン(38)は、現状維持の年俸1億7000万ウォンとなった。現代在籍時から主将としてチームを引っ張ってきたが、今季はやや衰えが見られ109試合に出場、打率.270、3本塁打、27打点、1盗塁の成績だった。
(12月22日現在の為替レートは、1000万ウォンが約68万4000円)
ヒーローズは22日、先日契約する方針を固めた外国人野手ダグ・クラーク(32)と契約金3万ドル(約270万円)、年俸24万ドル(約2160万円)の合計27万ドル(約2430万円)で正式契約した。クラークは今季ハンファでプレーし、125試合に出場、打率.246、22本塁打、79打点、25盗塁の成績を残した。チームに不在の左の大砲として活躍が期待される。また、右の大砲として今季プレーしたクリフ・ブランボー(元オリックス)とも、2009年も引き続き契約を結ぶ予定である。
(文責 : ふるりん)