LGは21日、今季オフFAを申請していたチョン・ソンフン内野手(28)と前年比3000万ウォン(約190万円)増の年俸3億6000万ウォン(約2290万円)で契約した。これでチョン・ソンフンは前所属球団のヒーローズからLGへの移籍が決まった。契約年数やオプションなどの細部条件は決まっていない。
チョン・ソンフンは高校卒業後1999年ヘテ(キアの前身)へ入団し、新人の年から1軍で100試合以上に出場し早くに頭角を現した。その後安定した三塁守備とパンチ力ある打撃で高い評価を得て、2003年にはトレードで現代に移籍し、経営難による球団解散まで主力として活躍し続けた。今季は現代の他のほとんどの選手とヒーローズへ移籍し、109試合に出場、打率.270、3本塁打、34打点、8盗塁の成績で、例年と比べると物足りなかった。プロ10年間の通算成績は1078試合に出場、打率.285、1078安打、91本塁打、491盗塁、66打点。
LGはここ数年三塁が固定できず苦しんでいて、チョン・ソンフンの獲得成功は最大級の補強となった。LGは20日に大物外野手のイ・ジニョンとも契約し、FA選手を上限の2人獲得していて、オフの主役になっている。11月30日の蚕室野球場でのファンフェスティバルで、イ・ジニョン、チョン・ソンフンの2人の入団発表が行われる予定で、ファンに新しいユニフォーム姿をお披露目すると思われる。
(文責 : ふるりん)