DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  FAイ・ジニョン、チョン・ソンフンともに残留

 LGは12日、先日FA(フリーエージェント)を行使したイ・ジニョン外野手(32)、チョン・ソンフン内野手(32)と契約期間4年、オプションも含めて最大34億ウォン(約2億4771万円)で再契約し残留が決まった。年俸などの具体的な内容は明らかになっていない。
 イ・ジニョンは高校卒業後1999年サンバンウルに入団し、同球団の解散後は2000年より新球団SKに移籍した。SKでは主力外野手として活躍し、2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)では好守備で韓国代表のベスト4進出に貢献した。2008年北京五輪に出場し優勝に貢献すると、その年のオフ、初めて取得したFAでLGへ移籍した。2009年WBCでも韓国代表に選ばれ活躍したが、LGでの4年間は故障も多くシーズンを通しての活躍ができなかった。しかし2012年シーズンは105試合に出場、打率.307、4本塁打、55打点、4盗塁と一定の成績を残し続けたため、再契約となった。プロ14年間の通算成績は1504試合に出場、打率.302、1504安打、136本塁打、671打点、96盗塁。2013年WBC韓国代表予備エントリーにも選ばれている。
 チョン・ソンフンは高校卒業後1999年ヘテ(2001年8月よりキア)に入団し、1年目から内野のレギュラーに定着した。2003年トレードで現代へ移籍し、同年、2004年と現代の韓国シリーズ2連覇に貢献した。現代解散後は2008年よりヒーローズに在籍したが、同年オフFAを取得し、イ・ジニョンと同時にLGへ移籍した。LGでもサードのレギュラーとして活躍し、2012年シーズンは4番で起用されることが多く、107試合に出場、打率.310、12本塁打、53打点、3盗塁の成績でチームに欠かせない存在であり、再契約に至った。プロ14年間の通算成績は1544試合に出場、打率.287、1544安打、127本塁打、709打点、86盗塁。
(文責 : ふるりん