DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ブランボー(元オリックス)、スコービーの両外国人と契約

 新球団ウリヒーローズは14日、新外国人としてクリフ・ブランボー外野手(33、元オリックス)、ジェイソン・スコービー(29)と契約したことを発表した。ブランボーは契約金3万ドル(約300万円)、現代在籍時より3万ドル減の年俸22万ドル(約2210万円)の総額25万ドル、スコービーは契約金3万ドル、キア在籍時より12万8000ドル(約1280万円)減の年俸7万ドル(約700万円)の総額10万ドル(約1000万円)でそれぞれ契約した。
 ブランボーは2003年シーズン途中に現代へ入団し、2004年には首位打者となり韓国シリーズ優勝に貢献した。2005年から06年まで日本プロ野球オリックスに在籍したがあまり活躍できず、2007年現代に復帰し主砲として活躍した。2007年の成績は126試合に出場、打率.308、29本塁打、87打点、3盗塁。新球団ウリでも主砲としての活躍が期待される。
 スコービーは2007年シーズン途中にキアへ入団し、先発ローテーションの一員として活躍し、22試合に登板、8勝10敗、防御率3.92の成績だった。チーム最多勝だったが新外国人としてメジャーリーグで活躍した大物外国人ホセ・リマを獲得することになったため、スコービーは退団した。ウリでも先発要員として起用されると思われる。これでウリの外国人選手枠2人はブランボー、スコービーで埋まったが、他球団より安い相場で外国人選手と契約を結んでおり、高額年俸選手に大幅減俸を提示したのに続いて、黒字経営を目指すための球団の人件費節減の方針が現れている。
(文責:ふるりん)