北京五輪最終予選(3月7−14日)に向けて台湾でキャンプ中の韓国代表チームは25日、前日に続いて台中で檀国大学と練習試合を行った。韓国代表は1回裏イ・デホ(ロッテ)のタイムリーで2点を先制し、5回裏にはイ・デホの3ランでリードを広げた。先発キム・ソヌ(トゥサン)は4回を無失点に抑え、イム・テフン(トゥサン)、アン・ヨンミョン(ハンファ)のリリーフ陣も反撃を許さず、9−0で檀国大相手に連勝した。
5番指名打者で先発出場したイ・デホは1人で5打点と活躍し、アジア予選で活躍できなかった汚名返上に弾みをつけた。2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表に選ばれながら、活躍できず今季からトゥサンに移籍した元メジャーリーガーのキム・ソヌも、やや不安定な内容ながら何とか抑え、先発候補に名乗りを上げた。主砲の3番イ・スンヨプも3安打と活躍した。韓国代表は27日、台湾プロ野球・中信と練習試合を行う。
[先発として4回を無失点に抑えたキム・ソヌ(トゥサン)。]