DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新球団加入が理事会で承認

 KBO(韓国野球委員会)は19日、ソウルの本部でシン・サンウ総裁、ハ・イルソン事務総長や各球団の社長が出席する理事会を開き、5時間半あまりにわたる議論の末、センテニアルインベストメント社(以下センテニアル社)がスポンサーを募集して運営する新球団の加入を承認した。これによって新球団は2007年限りで資金難によりプロ野球に参加できなくなった現代ユニコーンズに代わって、2008年のプロ野球公式戦に正式に参加することとなった。
 センテニアル社は15日、加入金の1割に相当する12億ウォンを納入していて、残りの加入金108億ウォンは2009年末まで2年間での4回にわたる分割払いとなった。新球団はソウル・木洞(モクトン)野球場を本拠地として使用する予定で、以前からソウルを本拠地としているトゥサン、LGにも加入金の一部が保証金として分割される。
 19日現在、新球団のメインスポンサーは発表されていないため球界関係者の不信を招いていたが、その件については今回の理事会で議論されなかった。新球団は現代から移籍してきた選手たちの年俸契約を進めていて、メインスポンサーとの契約締結など本格的な設立作業に追われている。