1日から合宿を始めた北京五輪韓国代表は5日、ソウル・蚕室野球場で初めて代表常備軍との練習試合を行った。
代表の先発はイ・スンハク(トゥサン)で、1回に1点を失った。代表は2回裏、常備軍の先発ソン・スンジュン(ロッテ)からコ・ヨンミン(トゥサン)のタイムリー、イ・ジョンウク(トゥサン)の3ランで4−1と逆転した。だがイ・スンハクが打たれ、3回表常備軍はキム・ヒョンス(トゥサン)のタイムリーとチェ・サンビョン(トゥサン)のタイムリーで4−4の同点に追いついた。代表は4回裏4番候補のイ・デホ(ロッテ)のタイムリーで1点を勝ち越し、2番手ソン・ジヌ(ハンファ)、パク・チャンホ(アストロズ傘下AAA)のベテラン2人も1回ずつを無失点に抑えた。
[2回裏逆転3ランを打ったイ・ジョンウク。]
だが常備軍は6回表、現在常備軍在籍だがこの試合は代表の4番手として登板したユン・ソンファン(サムソン)からチェ・サンビョンの2ラン、キム・ヒョンスの犠牲フライで7−5と逆転すると、7回表キム・ジュヒョン(キア)の本塁打、キム・ヒョンスのタイムリーなどで3点を追加した。常備軍は左腕チャン・ウォンサム(現代)、新人王イム・テフン(トゥサン)などの好投で代表の反撃を断ち、最後はウ・ギュミン(ＬＧ)が抑え10−5で勝利した。
[ベンチで試合を見つめるキム・ギョンムン監督(右)とソン・ドンヨル投手コーチ(サムソン監督)。]
代表では3ランを打ったイ・ジョンウク、常備軍では4番チェ・サンビョンが4打点、キム・ヒョンスが4打点、ハン・サンフン(ハンファ)が3安打と、キム・ギョンムン監督が育てたトゥサンの選手の活躍が目立った。また、今季はほとんど米国マイナーリーグで登板していたパク・チャンホは9月初め以来約2ヶ月ぶりの実戦登板だったが、1回を無失点と上場の内容だった。2回と3分の1を無失点に抑えた常備軍のチャン・ウォンサムは、怪我で代表を離脱中のク・デソン(ハンファ、元オリックス)に代わり代表入りを大きくアピールした。
代表チームと常備軍は今後先発隊が8日に出国、残りの選手たちも11日に出国し、日本・沖縄県恩納村のボールパーク赤間でキャンプを行う。
