キア−サムソン(大邱)は1回表途中で雨天によりノーゲーム。
LG 7−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)オクスプリング 2勝3敗 (敗)ロマノ 9勝4敗
(本塁打) LG : チョ・インソン 11号 SK : キム・ジェヒョン 4号
LGは4回表SKの先発ロマノ(元広島)から8番チョ・インソンの2年ぶりとなる満塁本塁打で4点を先制し、6回表LGの3番手イ・ハンジンからチョ・インソンのタイムリー、代わった4番手カ・ドゥギョムから1番イ・デヒョンのタイムリーで2点を追加した。SKはLGの先発オクスプリング(元阪神)に抑えられていたが、8回裏7番キム・ジェヒョンの本塁打で1点を返した。
LGは9回表相手のエラーで1点を追加すると、最後は2番手リュ・テッキョンが抑え首位SK相手に連勝し勝率も5割に復帰した。イ・デヒョンが4安打1打点、チョ・インソンが3安打5打点と活躍。SKはわずか3安打に抑えられ、公式戦優勝と韓国シリーズ進出決定に向け少し足踏みをしてしまった。
[2年ぶりの満塁本塁打など5打点と活躍したチョ・インソン。]
現代 3−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ジェフン 4勝2敗21S (敗)チョ・ヨンフン 3勝6敗5S
(本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 4号、チョン・ウォンソク 1号
現代は1回表トゥサンの先発リオスから4番ブランボー(元オリックス)のタイムリーで1点を先制するが、トゥサンは2回裏現代の先発チョン・ジュンホから4番ホン・ソンフンの本塁打で1−1の同点に追いついた。現代は6回表7番ファン・ジェギュン、8番キム・ドンスのタイムリーで2点を勝ち越したが、トゥサンは7回裏9番チョン・ウォンソクの2ランで再び3−3の同点に追いついた。現在16勝をあげ最多勝のリオスは7回で降板し、今季17勝目はならなかった。
その後トゥサンの守護神チョン・ジェフン、現代のパク・チュンスなどのリリーフ陣の好投により、試合は延長に突入した。トゥサンは10回裏現代の5番手チョ・ヨンフンから満塁のチャンスを作ると、7番イ・デスのタイムリーでサヨナラ勝ちし、LGに敗れた首位SKとのゲーム差を5.5に縮めた。8回から現代を無得点に抑えた守護神チョン・ジェフン(背番号41)が今季4勝目。キム・ドンジュ、チェ・ジュンソクなど主力選手の負傷などによる欠場で4番を任されたホン・ソンフンが3安打1打点と活躍。現代はリオスから11安打を打ちながら大量得点を奪えなかったのが痛かった。
ハンファ 2−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)リュ・ヒョンジン 12勝6敗 (敗)チャン・ウォンジュン 7勝10敗
(本塁打) ハンファ : クルーズ 21号
ハンファは1回表ロッテの先発チャン・ウォンジュンから5番イ・ボムホのタイムリーで1点を先制した。ハンファの先発リュ・ヒョンジンはロッテ打線を順調に抑えていくが、打線の援護がなくロッテは5回裏9番チョン・スグンのタイムリーで1−1の同点に追い付く。チャン・ウォンジュンとリュ・ヒョンジンの投手戦が続いたが、ハンファは9回表3番クルーズの本塁打で1点を勝ち越し、チャン・ウォンジュンをノックアウトした。
リュ・ヒョンジンは9回裏もマウンドに登り1点のリードを守りきり、11奪三振を奪う力投で今季12勝目を完投勝利で飾った。4位ハンファは試合が雨天ノーゲームとなった3位サムソンと1.5ゲーム差に迫った。ロッテは8安打を打ちながらリュ・ヒョンジンを攻略しきれず、チャン・ウォンジュンの好投を見殺しにした。今季最終戦となったこの対戦は、ハンファが相手の本拠地釜山で連勝を続けるなど相性が良く、12勝6敗と勝ち越した。