キア−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
SK 8−9 LG (ソウル・蚕室)
(勝)岡本 5勝3敗16S (敗)イ・スンホ(背番号20) 5勝1敗20S
(本塁打) SK : チェ・ドンス 2号 LG : チョ・インソン 18号
SKは3回表、LGの先発キム・グァンサムから1番キム・ジェヒョンのタイムリーで1点を先制し、LGはその裏SKの先発チョン・ビョンドゥから2番パク・キョンス、4番イ・ジニョンのタイムリーで2−1と逆転した。LGは4回裏SKの2番手コ・ヒョジュンから1番パク・ヨンテクのタイムリーで2点、5回裏5番チョ・インソンの本塁打で2点を追加した。SKは6回表LGの2番手キム・グァンスから6番キム・ガンミンのタイムリー、この日LGからトレードされたばかりの8番チェ・ドンスの移籍後初本塁打となる3ランで5−6と1点差に迫った。LGも6回裏SKの3番手チョン・ウラムから途中出場の2番パク・ヨングンのタイムリーで1点を追加した。
SKは8回表LGの3番手イ・ドンヒョンから途中出場の7番チョ・ドンファのタイムリー、相手のエラーで7−7の同点に追いつき、LGは9回裏SKの5番手イ・スンホ(背番号20)からサヨナラ勝ちのチャンスを生かせず、試合は延長に突入した。SKは10回表、LGの守護神岡本(元埼玉西武)からこれまたLGから移籍してきたばかりの途中出場の9番クォン・ヨングァンが押し出しの四球を選び、ついに1点を勝ち越した。しかし5位LGはその裏イ・スンホ(背番号20)からイ・ジニョンのタイムリーで同点に追いつくと、6番チョン・ソンフンの打球をショートのクォン・ヨングァンがはじき、劇的なサヨナラ勝ちで4時間半以上の延長戦を制し、試合が雨天中止となった4位ロッテとの差を縮めた。打線ではパク・ヨンテク、イ・ジニョンが3安打2打点と活躍。首位SKは移籍してきたばかりのチェ・ドンスが4打点と活躍したが、まさかの守備の乱れで逆転負けし4連敗。打線ではキム・ガンミンが3安打1打点、5番チェ・ジョンが3安打と活躍。
サムソン 3−2 ハンファ (大田)
(勝)アン・ジマン 8勝3敗 (敗)ヤン・フン 3勝2敗7S
(本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 25号
サムソンは4回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから4番チェ・ヒョンウの内野ゴロの間、7番チェ・テインのタイムリーで2点を先制し、先発チャン・ウォンサムも好投を続けた。リュ・ヒョンジンはこのあと追加点を許さず、ハンファは7回裏サムソンの2番手チョン・ヒョヌクから代打キム・ギョンオンのタイムリーで1点を返し、8回裏3番手クォン・ヒョクから4番チェ・ジンヘンの本塁打で2−2の同点に追いつき、8回からヤン・フンを登板させ継投策をとった。
サムソンは9回表ハンファの3番手パク・チョンジンから9番キム・サンスのタイムリーで1点を勝ち越し、最後は4番手アン・ジマンが抑え1点差を守りきり、6連勝と好調のトゥサンの追撃をかわして2位の座を守った。8回途中から登板したアン・ジマンが8勝目。ハンファは、ここまで13勝のエースのリュ・ヒョンジンを打線が援護できず、最下位脱出のために痛い星を落とした。
トゥサン 5−1 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ウォーランド 6勝3敗 (セーブ)イ・ヨンチャン 22S (敗)コ・ウォンジュン 5勝6敗
ネクセンは2回裏、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から8番カン・グィテの犠牲フライで1点を先制し、トゥサンは3回表、ネクセンの先発コ・ウォンジュンから1番イ・ジョンウクのタイムリーで1−1の同点に追いついた。そして5回表3番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を勝ち越すと、ウォーランドは3回以降相手に反撃を許さなかった。さらに7回表ネクセンの3番手マ・ジョンギル、4番手イ・ボグンから相手のエラーや途中出場の7番チョン・スビンの犠牲フライで2点を追加した。
3位トゥサンはコ・チャンソン、キム・スンフェ、守護神イ・ヨンチャンの継投でリードを守りきり、6連勝で2位サムソンを猛追している。ウォーランドは6回途中まで1失点に抑え6勝目。打線では攻守に活躍を見せたイ・ジョンウクが3安打1打点と活躍。7位ネクセンは先発コ・ウォンジュンが6回途中まで2失点に抑えたが、打線がわずか6安打に抑えられてしまっていた。