現代−サムソン(大邱)、LG−キア(光州)は雨天中止。
ハンファ 2−0 SK (仁川・文鶴)
(勝)ヤン・フン 7勝3敗2S (敗)ソン・ウンボム 5勝2敗
ハンファは3回表首位SKの先発ソン・ウンボムから4番キム・テギュンのタイムリーで1点を先制し、立ち上がりから毎回走者を出していたソン・ウンボムは4回途中2死1,2塁の追加点のピンチで降板する。ここは代わった2番手キム・ギョンテが抑えたが、SKはハンファの先発ヤン・フンに抑え込まれてしまう。ハンファはSKの3番手イ・ハンジンからキム・テギュンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。
試合は6回表ハンファの攻撃が始まるところで雨が強くなったため、降雨コールドゲームとなりハンファが勝利し、対SK戦の連敗を5で止めた。安定した投球で5回を無失点に抑えた高卒3年目で21歳のヤン・フンはプロ初完封勝利を達成。ヤン・フンは今季自己最多の7勝目をあげ、自身は6連勝中と勝ち運もあるが、有望な若手の少ないハンファ投手陣の成長株として注目を集めている。主砲キム・テギュンが3安打2打点と活躍。首位SKの連勝は4でストップ。
[プロ初完封を達成したヤン・フン。]
ロッテ 3−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ソン・スンジュン 3勝1敗 (敗)キム・サンヒョン 4勝7敗
トゥサンは3回裏ロッテの先発ソン・スンジュンから2番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制した。ロッテは5回表トゥサンの先発キム・サンヒョンから8番キム・ジュチャンの犠牲フライで1点を先制すると、6回表キム・サンヒョンから逆転のチャンスを作り、この回代わった2番手イム・テフンから5番カン・ミンホの犠牲フライ、6番チェ・ギルソンのタイムリーで3−1と逆転した。
試合は8回表ロッテの攻撃中に雨が強くなり、降雨コールドとなりロッテが勝利し、試合が雨天中止となった現代に代わって6位に浮上。ソン・スンジュンは7回を完投し、7月26日のキア戦以来の今季3勝目。7月末トレードでLGから移籍してきたチェ・ギルソンは5回の同点のチャンスに3塁へ盗塁しチャンスを広げ、6回表にもタイムリーを打つなど頼れる打者の少ないロッテで活躍を続けている。トゥサンはわずか4安打に抑えられた。