サムソン ７−３ ハンファ （大田）
（勝）ペ・ヨンス １勝 （敗）ソン・ジヌ ２敗
（本塁打） サムソン ： パク・ハニ １号
サムソンは２回表、今季史上初の200勝達成を目指す40歳の大ベテラン、ハンファの先発ソン・ジヌからパク・ハニの２ランで先制すると、４回表パク・チンマンの犠牲フライとパク・ハニのタイムリーで２点を追加する。ソン・ジヌは４回４失点で降板した。ハンファは４回裏サムソンの先発でエースのペ・ヨンスから、イム・スミンのタイムリーで２点を返し４−２とする。サムソンは８回表ハンファの５番手パク・チョングンからシム・ジョンスのタイムリーとパク・ハニの犠牲フライで２点を追加し、６−２とリードを広げる。
ハンファは８回裏、サムソンの３番手でルーキーのチャ・ウチャンからキム・テギュンのタイムリーで１点を返すが、サムソンは９回表ハンファの７番手キム・ペンマンからチョ・ヨンフンのタイムリーで１点を追加する。ハンファの最後の攻撃はＷＢＣ（ワールドベースボールクラシック）に出場したオ・スンファンが抑え、サムソンが主軸打者の活躍でハンファに快勝した。肩の故障から復帰した指名打者の主砲シム・ジョンスが３安打１打点、攻守の要センターのパク・ハニが２安打１本塁打４打点の活躍だった。ハンファは投打ともに迫力がなく、示範競技でまだ１勝しかあげられていない。
トゥサン ６−１ ロッテ （馬山）
（勝）イ・ヘェチョン １勝 （敗）イ・ヨンフン ２敗
（本塁打） トゥサン ： ユン・スンギュン １号、イ・ジョンウク １号
トゥサンは１回表、ロッテの先発イ・ヨンフンからユン・スンギュンの先頭打者本塁打で先制すると、この回ムン・ヒィソンのタイムリーやチェ・ギョンファンの犠牲フライなどで４点を奪う。イ・ヨンフンは１回で降板した。トゥサンの先発で左腕イ・ヘェチョンは５回までを無失点に抑える。ロッテは６回裏、トゥサンの２番手キム・サンヒョンからイ・デホのタイムリーで１点を返す。トゥサンは８回表ロッテの６番手イ・ジョンフンからルーキーのイ・ジョンウクが２ランを打ち、リードを広げる。トゥサンは７回以降キム・スンフェ、パク・チョンベ、不調の守護神チョン・ジェフンがロッテの反撃を断ち快勝した。なおＷＢＣに出場したキャッチャーのホン・ソンフン（トゥサン）が９回表代打で出場し、ヒットを打った。新外国人ホセが欠場し、マイローも途中出場にとどまったロッテは打線が迫力不足で、１得点にとどまった。
ＳＫ ６−７ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ジェヒョン １勝 （敗）イ・ヨンウク １敗
（本塁打） ＬＧ ： チェ・マンホ １号
ＳＫは１回表、ＬＧの先発ソ・スンファからキム・ジェヒョンのタイムリーで１点を先制する。示範競技負けなしの６連勝と好調のＬＧは２回裏、ＳＫの先発ユン・ギルヒョンからチェ・マンホの本塁打で１−１の同点とすると、３回裏19歳の若手パク・ピョンホのタイムリーで２点を勝ち越す。ＳＫは４回表１点を返すと、５回表ＬＧの３番手キム・ミンギから代打チョ・ジュングンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し、３−３の同点に追いつく。さらにＳＫは７回表、ＬＧの４番手シム・スチャンからキム・ジェヒョンとチョ・ジュングンのタイムリーで２点を勝ち越す。
ＬＧは７回裏ＳＫの５番手ソン・ウンボムから代打マ・ヘヨンのタイムリーで１点を返すと、８回裏ＳＫの二塁チョン・ギョンベのエラーで５−５の同点に追いつく。ＳＫは９回表ＬＧの６番手ウ・ギュミンからチョン・ギョンベの犠牲フライで１点を勝ち越す。だがＬＧは９回裏、ＳＫの６番手イ・ヨンウクから内野のレギュラー定着を狙う若手のパク・キナムの逆転タイムリーで７−６とサヨナラ勝ちした。ＬＧはこれで示範競技破竹の７連勝となり、昨季まで３年連続６位に終わっていた沈滞ムードから脱却できそうな勢いである。
キア ６−５ 現代 （水原）
（勝）チョ・テス １勝 （セーブ）チャン・ムンソク ２Ｓ （敗）ソン・シニョン １敗
（本塁打） 現代 ： サットン １号
キアは１回表、現代の先発ソン・シニョンからホン・セワンと新外国人サーブネックのタイムリー、イ・ジェジュの犠牲フライで３点を先制する。だが現代はその裏、キアの先発で韓国人エースのキム・ジヌから昨季の本塁打と打点の二冠王サットンの３ランで、３−３の同点に追いつく。サットンは不調が続いていた示範競技で初の本塁打となった。キアは４回表ソン・シニョンからイ・ジョンボム（元中日）とホン・セワンのタイムリーなどで３点を勝ち越す。現代はその裏、キアの２番手チョ・テスからベテランのチョン・ジュンホのタイムリーで１点を返す。
現代は５回以降イ・ドンハク、ルーキーのチャン・テジュンなどの好投でキアに追加点を許さず、８回裏キアの４番手チョン・ビョンドゥからユ・ハンジュの犠牲フライで１点を返し、６−５と１点差に迫る。キアは９回裏抑え候補のチャン・ムンソクが現代に反撃を許さず、接戦を制した。キアは主将イ・ジョンボムが３安打、ショートのホン・セワンが２打点と活躍した。
