トゥサンは15日、主砲で正三塁手のキム・ドンジュ(30)と今季の契約更改を行い、昨季と同額の年俸4億2000万ウォン(約5380万円)と現状維持となり、2003年から5年連続でチーム最高年俸となった。昨季はWBC(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場し、1次リーグの台湾戦で1塁へヘッドスライディングした際に肩を脱臼し、全治3ヶ月の重傷を負った。そのためWBCのみならず、公式戦も前半戦は出場できなかった。
8月にやっと1軍へ復帰したが、本調子からは程遠く43試合のみの出場で、打率.250、4本塁打、16打点の成績にとどまった。順調なら昨季中に取得するはずだったFAも、今季以降に持ち越しとなった。だがWBCでの負傷が公傷と認められ、年俸は現状維持となった。プロ9年間の通算成績は968試合に出場、打率.309、1034安打、177本塁打、651打点、22盗塁。
なお、プロ4年目の昨季内野の控えとして自己最多の114試合に出場した若手ナ・ジュファン(22)も契約更改を行い、1000万ウォン(約130万円)増の年俸6300万ウォン(約810万円)となった。これでトゥサンは今季の契約対象者43名全員と契約更改を終え、16日から日本・宮崎県西都市での春季海外キャンプへ出発する。