DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  キム・ドンジュは年俸現状維持

 トゥサンは15日、主砲で正三塁手のキム・ドンジュ(30)と今季の契約更改を行い、昨季と同額の年俸4億2000万ウォン(約5380万円)と現状維持となり、2003年から5年連続でチーム最高年俸となった。昨季はWBC(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場し、1次リーグの台湾戦で1塁へヘッドスライディングした際に肩を脱臼し、全治3ヶ月の重傷を負った。そのためWBCのみならず、公式戦も前半戦は出場できなかった。
 8月にやっと1軍へ復帰したが、本調子からは程遠く43試合のみの出場で、打率.250、4本塁打、16打点の成績にとどまった。順調なら昨季中に取得するはずだったFAも、今季以降に持ち越しとなった。だがWBCでの負傷が公傷と認められ、年俸は現状維持となった。プロ9年間の通算成績は968試合に出場、打率.309、1034安打、177本塁打、651打点、22盗塁。
 なお、プロ4年目の昨季内野の控えとして自己最多の114試合に出場した若手ナ・ジュファン(22)も契約更改を行い、1000万ウォン(約130万円)増の年俸6300万ウォン(約810万円)となった。これでトゥサンは今季の契約対象者43名全員と契約更改を終え、16日から日本・宮崎県西都市での春季海外キャンプへ出発する。