DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  守護神チョン・ジェフン、年俸5000万ウォン増 兵役から復帰したク・ジャウンなども年俸増

 トゥサンは11日、守護神チョン・ジェフン(27)と今季の契約更改を行い、5000万ウォン(約640万円)増の年俸1億5000万ウォン(約1910万円)となった。チョン・ジェフンは大学卒業後2003年トゥサンに入団し、04年43試合に登板し中継ぎとして台頭すると、05年から守護神に定着し30セーブをあげセーブ王のタイトルを獲得した。昨季は3月WBC(ワールドベースボールクラシック)にも韓国代表として出場し、公式戦では53試合に出場、2勝3敗38セーブ、防御率1.33の成績を残し、オ・スンファン(サムソン)、ク・デソン(ハンファ、元オリックス)などとともに韓国球界を代表するストッパーとして活躍した。今季も不動の守護神としての活躍が期待される。プロ4年間の通算成績は152試合に出場、6勝11敗68S、防御率2.45。
 また、トゥサンは2年間の兵役から復帰した選手たちとも今季の契約を結んだ。2004年は32セーブをあげ守護神をつとめたク・ジャウン(26)は、4000万ウォン(約510万円)増の1億5000万ウォン(約1910万円)となった。また2004年79試合に出場し中継ぎとして活躍したチョン・ソンフン(29)は、4200万ウォン(約540万円)増の8400万ウォン(約1080万円)となった。両名ともキム・ソンベ(25)の入隊で層が薄くなった中継ぎ陣の柱として活躍が期待される。
 さらに昨季二塁のレギュラーの座をつかみ116試合に出場し、打率.270を記録したコ・ヨンミン(22)は2100万ウォン(270万円)増の年俸4200万ウォン(約540万円)となった。