DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ゴールデングラブ賞受賞者発表

 今季の韓国プロ野球ゴールデングラブ賞(日本プロ野球ベストナインに相当)受賞者が12日発表され、授賞式が盛大に行われた。特に今季史上初となるMVP、新人王を同時受賞した高卒新人三冠王リュ・ヒョンジン(ハンファ)はゴールデングラブ賞の投手部門も受賞し、プロ野球界の話題をさらった1年を締めくくった。史上2人目の打撃三冠王となったイ・デホ(ロッテ)も一塁手部門で選ばれた。なお、10名の受賞者中リュ・ヒョンジン、イ・デホ以外にもチョン・グヌ(SK)、イ・ヨンギュ(キア)、イ・テックン(現代)ら5名が初受賞となり、6名が初受賞となった昨季と合わせてプロ野球界の世代交代が進んでいることを実感させた。
 球団別に見ると韓国シリーズを連覇したサムソンから最多の4名が選ばれ、そのうち通算7度目の受賞となったヤン・ジュンヒョクは2002年のソン・ジヌ(ハンファ、投手)の36歳を上回る37歳と史上最高齢での受賞となった。受賞者は以下の通り。

【投手】 リュ・ヒョンジン(ハンファ) 30試合、18勝6敗1S、防御率2.23
【捕手】 チン・ガビョン(サムソン)  110試合、打率.288、6本塁打、47打点
一塁手】 イ・デホ(ロッテ)  122試合、打率.336、26本塁打、88打点
二塁手】 チョン・グヌ(SK) 120試合、打率.284、8本塁打、42打点、45盗塁
三塁手】 イ・ボムホ(ハンファ)  126試合、打率.257、20本塁打、73打点
【遊撃手】 パク・チンマン(サムソン) 115試合、打率.283、11本塁打、65打点、10盗塁 
【外野手】 パク・ハニ(サムソン)  126試合、打率.285、6本塁打、43打点、15盗塁
      イ・テックン(現代)  118試合、打率.322、9本塁打、66打点、8盗塁
      イ・ヨンギュ(キア)  125試合、打率.318、1本塁打、39打点、38盗塁
指名打者】 ヤン・ジュンヒョク(サムソン)  126試合、打率.303、13本塁打、81打点、12盗塁