DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  フェニックスリーグの結果

 トゥサンとLGは、10月9日から日本・宮崎県各地で行われているフェニックスリーグに参加し、25日まで日本プロ野球12球団と対戦している。

 トゥサンは16日、宮崎サンマリンスタジアムインボイス(西武2軍)と対戦した。トゥサンは4回裏インボイスの先発松永からチョン・ウォンソクの2ランで先制したが、5回表先発クム・ミンチョルなどが7点を奪われ、8−2で敗れた。17日は天福球場で読売と対戦し、1回表読売の先発栂野からチェ・ジュンソクの2ランで先制した。トゥサンの先発イ・ウォニは三浦のタイムリーで1点を返されるが、トゥサンは3回表相手のエラーで1点を追加した。だがトゥサンの2番手以降のキム・サンヒョン、ク・ジャウンが相手に逆転を許し、4−3で敗れた。
 LGは16日西都球場で千葉ロッテと対戦した。LGは1回表千葉ロッテの先発手嶌からチョン・ウィユンのタイムリーで1点を先制するが、2回裏LGの先発の元大リーガーのポン・ジュングン(元レッズ)が竹原のタイムリーで1−1の同点に追いつかれる。LGは3回表チョン・ウィユンの本塁打で1点を勝ち越すが、4回裏南の本塁打で2−2に追いつかれる。その後3−3の同点で迎えた8回裏、千葉ロッテはLGの4番手ノ・スンヒョンから青野の犠牲フライなどで2点を勝ち越し、LGは5−3で敗れた。
 LGは17日アイビースタジアム北海道日本ハムと対戦した。この試合は9月に問題発言で出場停止処分と罰金を課せられた北海道日本ハムの先発金村に注目が集まった。北海道日本ハムは1回表LGの先発チャン・ジニョンから工藤のタイムリーで1点を先制するが、LGはその裏金村からファン・ソニルの本塁打で同点とする。その後北海道日本ハムは3回表に3点、4回表に4点を奪い8−1と大きくリードしたが、LGは4回裏チェ・スンファン、イ・ハクチュン、チョン・ウィユンのタイムリーで4点を返し、金村をこの回途中で降板させる。
 北海道日本ハムは8回表1点を追加したが、LGはその裏北海道日本ハムの3番手木下からチェ・ドンスの本塁打などで3点を返し、9−8と1点差に迫る。だがその後LGの4番手キム・ジェヒョンから1点を追加した北海道日本ハムが10−8と打撃戦を制した。金村は4回途中5失点と、日本シリーズでの復活に向け不安を残した。
 

(文責:ふるりん