ハンファ 4−2 キア (光州)
(勝)チ・ヨンギュ 1勝1敗 (セーブ)ク・デソン 3勝4敗35S (敗)ユン・ソンミン 4勝5敗16S
(本塁打) ハンファ : イ・ボムホ 20号
3位ハンファは1回表4位キアの先発キム・ジヌからキム・テギュンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制する。キアは6回裏それまで抑えられていたハンファの先発ムン・ドンファンから、チャン・ソンホとイ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで2−1と逆転する。ハンファは7回表キアの2番手の高卒新人ハン・ギジュから、シン・ギョンヒョンの併殺打の間に3塁走者が生還し2−2の同点に追いつく。試合はこのあとハン・ギジュ、ハンファの2番手クォン・ジュンホンの好投により互いに得点が奪えず、延長戦に突入する。
キアは10回から抑えのユン・ソンミンを登板させるが、ハンファは11回表ユン・ソンミンからイ・ボムホが2試合連続の本塁打となる勝ち越し2ランを打つ。その裏は守護神ク・デソン(元オリックス)が何とか抑え、ハンファが延長戦を制して連勝を4に伸ばし4位キアとのゲーム差を3.5に広げた。10回裏3番手として登板したプロ15年目で37歳のベテランのチ・ヨンギュは2003年8月以来3年ぶりの勝利投手。2試合連続で決勝本塁打を放ったイ・ボムホは、3年連続の20本塁打を達成。またハンファのキム・インシク監督は、史上4人目の監督通算800勝を達成。敗れたキアはこの日試合のなかった5位トゥサンとのゲーム差が0.5に縮まり、ポストシーズン進出権を得られる4位の座が危うくなってきた。
ロッテ 4−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・ウラム 2勝3敗 (敗)キム・スファ 1勝7敗
(本塁打) ロッテ : ソン・インホ 3号 SK : パク・キョンワン 13号、チョン・グヌ 8号
7位ロッテは1回表6位SKの先発チェ・ビョンニョンからソン・インホの本塁打で1点を先制し、3回表チョン・スグンのタイムリーで1点を追加した。SKは5回裏ロッテの先発ヨム・ジョンソクからパク・キョンワンの本塁打で1点を返すが、ロッテは8回表カン・ミンホの犠牲フライとチョン・ボミョンのタイムリーで2点を追加し、4−1とリードを広げた。
SKは8回裏ロッテの2番手イ・ワンギからパク・チェホンのタイムリーで1点を返すと、9回裏ロッテの3番手ノ・ジャンジンからチョン・グヌの2ランで4−4の同点に追いつき、試合は延長戦に突入する。SKは11回裏ロッテの7番手キム・スファからサヨナラのチャンスを作ると、代わった8番手の高卒新人ナ・スンヒョンからキム・ドンゴンのタイムリーでサヨナラ勝ちした。10回表途中から登板したSKの5番手チョン・ウラムが勝ち投手。ロッテは4連敗。今季最終戦となったこの対戦は、10勝7敗1分とSKが勝ち越した。