トゥサン １−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チェ・ビョンニョン １勝 （セーブ）チョン・デヒョン ２勝６Ｓ （敗）キム・ミョンジェ ２敗
トゥサンは１回表ＳＫの先発チェ・ビョンニョンからホン・ソンフンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を先制する。ＳＫは３回裏トゥサンの先発ソ・ドンファンからパク・チェホンが押し出しの四球を選び１−１の同点とする。４回以降はトゥサンの２番手キム・ミョンジェが好投していたが、ＳＫは６回裏チョン・ギョンベの犠牲フライで１点を勝ち越す。チェ・ビョンニョンは８回途中まで１失点に抑えると、その後は抑えに定着したサイドハンドのチョン・デヒョンが１点のリードを守りきりＳＫが勝利し、３連勝で２位以下に2.5ゲーム差をつけた。両チームあわせて９安打の投手戦だった。
サムソン ５−９ キア （光州）
（勝）チョン・ウォン ２勝 （敗）アン・ジマン １敗
キアの本拠地・光州（クァンジュ）で行われたこの試合は、３年ぶりに約14000人の大入り満員となった。サムソンは１回表キアの先発イ・ドンヒョンからヤン・ジュンヒョクの犠牲フライとキム・ハンスのタイムリーで２点を先制する。イ・ドンヒョンは１回途中で降板した。キアは２回裏サムソンの先発チョン・ビョンホのエラーやシム・ジェハクの犠牲フライで３−２と逆転すると、３回裏イ・ヨンギュのタイムリーで１点を追加した。だがサムソンは４回表キアの２番手イ・スンファからパク・ハニとキム・ジェゴルのタイムリーで４−４の同点に追いつくが、キアはその裏サムソンの２番手アン・ジマンからキム・ジョングクのタイムリーやエラーなどで４点を勝ち越す。
キアは６回裏サムソンの３番手パク・ソクチンから１点を追加し、キアの３番手チョン・ウォンもサムソンに反撃を許さない。サムソンは８回表キアの４番手チョン・ビョンドゥからパク・チョンホのタイムリーで１点を返すが、最後はユン・ソンミンに抑えられキアが満員の観衆の前で勝利を飾った。サムソンは主砲シム・ジョンスが５打数無安打で、チョン・ビョンホとアン・ジマンの２人の投手が肝心なところでエラーしてしまった。
ハンファ ６−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・ペンマン １勝 （セーブ）ムン・ドンファン ３勝１敗１Ｓ （敗）チェ・デソン １勝２敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ２号 ロッテ ： マイロー ５号
ハンファは４回表ロッテの先発チュ・ヒョングァンからイ・ボムホの犠牲フライとキム・インチョルのタイムリーで２点を先制するが、ロッテはその裏ハンファの先発で高卒新人ながらデビュー以来３連勝中のリュ・ヒョンジンから、新外国人ホセとチェ・ジュンソクのタイムリーで同点に追いつくと、パク・キヒョクが押し出しの四球を選び３−２と逆転する。だがハンファは５回表キム・テギュンの３ランで５−３と逆転し、その後ロッテの反撃はハンファの２番手チェ・ヨンピルが抑えた。
ハンファは８回裏途中から守護神ク・デソン（元オリックス）を登板させたが、ロッテは９回裏新外国人マイローの本塁打で１点差にすると、シン・ミョンチョルのタイムリーで５−５の同点とし試合はこのまま延長に入った。ハンファは12回表ロッテの７番手チェ・デソンからチャンスを作ると、代わった８番手の高卒新人ナ・スンヒョンからイ・ボムホのタイムリーで待望の１点を手に入れる。その裏のロッテの攻撃は先発要員でかつてロッテに所属していたムン・ドンファンが抑え、ハンファが４時間半以上にわたる激闘を制した。ムン・ドンファンはロッテ時代以来４年ぶりのセーブ。ク・デソンは今季初の抑え失敗だった。リュ・ヒョンジンのデビュー以来４連勝は達成できなかった。負けたロッテは最下位に転落。
現代 ５−７ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）シム・スチャン ２勝１敗 （セーブ）キム・ミンギ １敗１Ｓ （敗）イ・ドンハク ２敗
（本塁打） 現代 ； チョン・グンピョ １号、ソン・ジマン １号、イ・スンヨン ３号 ＬＧ `： クォン・ヨングァン １号
ＬＧは１回裏現代の先発オ・ジェヨンから主将イ・ビョンギュのタイムリーで１点を先制すると、２回裏代わった２番手イ・ドンハクからアン・ジェマンのタイムリーで１点を追加する。現代は３回表ＬＧの先発シム・スチャンからソン・ジマンのタイムリーで２−２の同点に追いつく。ＬＧはその裏チョ・インソンが押し出しの四球を選び１点を勝ち越すと、代わった３番手の新人イ・ヒョンスンからクォン・ヨングァンのプロ11年目初の満塁本塁打で７−２とリードを広げた。
シム・スチャンは４回以降現代に反撃を許していなかったが、８回表チョン・グンピョ、ソン・ジマン、イ・スンヨンに３者連続ソロ本塁打を打たれ７ー５と２点差に迫られる。ここで代わったＬＧの２番手キム・ミンギが完璧なリリーフで現代打線を抑え、ＬＧが逃げ切り勝利しロッテに代わって7位に浮上した。
