DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ク・デソン(ハンファ、元オリックス)、韓国で6年ぶりの勝利投手に

 サムソン−現代(水原)は雨天続きでグラウンド状態が悪く試合の実施が困難だったため中止。LG−ロッテ(釜山・社稷)は3回途中で降雨ノーゲーム。
ハンファ 2−1 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ク・デソン 1勝4敗22S  (敗)イ・ヘェチョン 4勝3敗
 2位ハンファは4回表トゥサンの先発パク・ミョンファンからイ・ドヒョンのタイムリーで1点を先制し、3週間ぶりの登板となったパク・ミョンファンはここで右肩の張りを訴え降板した。トゥサンは7回までハンファの先発ムン・ドンファンに抑えられていたが、8回裏守護神ク・デソン(元オリックス)からカン・ドンウのタイムリーで1−1の同点に追いつく。ハンファもトゥサンの2番手イ・ヘェチョンから追加点を奪えなかったが、9回表キム・テギュンがイ・ヘェチョンからヒットを打ち出塁すると、その後トゥサンの守護神チョン・ジェフンからコリアーが勝ち越しの犠牲フライを放った。
 ク・デソンは9回裏同点のピンチを招き、チョン・ウォンソクの内野安打の間に2塁走者が同点のホームを踏もうとしたが、タッチアウトとなりハンファが辛くも逃げ切り、試合が中止となった3位現代と0.5ゲーム差をつけた。ク・デソンは以前ハンファに在籍していた2000年以来6年ぶり(2001−04年:オリックス、2005年:米大リーグ・メッツ)に韓国プロ野球で勝利投手となった。4位トゥサンは10安打を放ちながら、4番チェ・ジュンソク、5番ホン・ソンフンが無安打でチャンスをつぶし続け、ハンファとのゲーム差は2に開いた。


SK 11−2 キア  (光州)
(勝)ユン・ギルヒョン 4勝7敗1S  (敗)イ・ドンヒョン 2敗
本塁打) SK : チェ・ジョン 7号
 SKは2回表相手のエラーで1点を先制すると、3回表キアの先発イ・ドンヒョンからチョン・グヌの犠牲フライで1点を追加した。キアはその裏SKの先発ユン・ギルヒョンからチャン・ソンホとチョ・ギョンファンのタイムリーで2−2の同点に追いつく。SKは5回表チョン・グヌのタイムリーで1点を勝ち越すと、7回表イ・サンファやキム・ヒィゴルなどキアの中継ぎ陣からパク・チェホンとキム・ジェヒョンのタイムリー、チェ・ジョンの3ランなど打者11人の猛攻で8点を奪い試合を決めた。SKはチョ・ウンチョン、コ・ヒョジュンの継投でキアに反撃を許さず、13安打と打線の大爆発でキアに快勝した。キアの連勝は3で止まり、再び勝率5割を切ってしまった。