2日の現代−ハンファ戦(大田)で、8回表キム・ドンス(現代)がアン・ヨンミョン(ハンファ)から背中に死球を受けた際、その前にビーンボールまがいの投球をされたこともあり怒り狂ってヘルメットを投げつけ、顔面を殴ったことで両チーム入り乱れての乱闘劇となった事件について、KBO(韓国野球委員会)は4日、乱闘の発端となった両選手に罰金200万ウォン(約24万円)を課した。なお、試合には出場しなかったが乱闘の際真っ先にベンチを飛び出し飛び蹴りで攻撃したソン・ジヌ(ハンファ、史上最多の通算198勝)にも罰金100万ウォン(約12万円)が課せられた。なお、3名ともに普段は模範的な態度の選手であり乱闘劇は一時的な感情の高ぶりに過ぎないとして、出場停止処分は課せられなかった。韓国プロ野球における過去の死球が発端となった乱闘劇では、原因を作った選手に程度に応じて出場停止処分が課せられたことが多い。
(文責:ふるりん)