トゥサン ４−２ 現代 （水原）
（勝）イ・ヘェチョン ２勝１敗 （セーブ）チョン・ジェフン １勝１敗１１Ｓ （敗）チャン・ウォンサム ４勝２敗
（本塁打） トゥサン ： ホン・ソンフン ４号
トゥサンは４回表、現代の先発で新人ながら４勝をあげているチャン・ウォンサムからホン・ソンフンの本塁打で１点を先制すると、６回表現代の２番手シン・チョリンからカン・ドンウのタイムリーで１点を追加した。現代はそれまで抑えられていた６回裏斗山の先発イ・ヘェチョンからチャンスを作ると、代わった３番手キム・ミョンジェからチョン・ソンフンのタイムリーで１点を返すが、斗山は７回表現代の３番手で新人イ・ヒョンスンからアン・ギョンヒョンのタイムリーで２点を追加した。
現代は７回裏カン・ビョンシクのタイムリーで１点を返し４−２とするが、その後はキム・ミョンジェと守護神チョン・ジェフンに抑えられトゥサンが勝ち、現代は９連勝後３連敗となりハンファが勝ったため、５月１０日以来の首位の座から転落した。イ・ヘェチョンは１ヶ月ぶりの２勝目。トゥサンは万全の投手リレーで少ないリードを守りきった。現代は同点のチャンスを生かすことができなかった。
サムソン ２−９ ハンファ （大田）
（勝）ムン・ドンファン ８勝１敗１Ｓ （敗）ブラウン ３勝４敗
（本塁打） サムソン ： キム・チャンヒィ ４号、イ・ジョンシク １号 ハンファ ： コ・ドンジン １,２号
ハンファは１回裏サムソンの先発ブラウン(元阪神)からコ・ドンジンの先頭打者本塁打で１点を先制すると、３回裏コ・ドンジンの２打席連続本塁打で１点、４回裏シン・ギョンヒョンの犠牲フライとキム・スヨンのタイムリーで２点を追加した。さらに６回裏、サムソンの２番手カン・ヨンシクと３番手チェ・ヒョンジクから押し出しの四球や代打の新人キム・テワンのタイムリーなどで５点を追加し、９−０と大きくリードする。
ハンファの先発ムン・ドンファンに６回まで無得点に抑えられていたサムソンは、７回表キム・チャンヒィとイ・ジョンシクの本塁打で２点を返した。だがその後はハンファの２番手アン・ヨンミョンがサムソンの反撃を断ち、ハンファが勝ちトゥサンに負けた現代に代わって5月10日以来4日ぶりの首位に立った。ムン・ドンファンは最多勝争いトップの８勝目。今季大きく成長し外野のレギュラーニ定着した１番コ・ドンジンは２本塁打で勝利に貢献した。サムソンは１番パク・ハニ、３番ヤン・ジュンヒョク、４番キム・ハンスら上位打線が無安打と打線が機能しなかった。
ＳＫ ２−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・スンホ ４勝２敗 （セーブ）カーライル １Ｓ （敗）シン・スンヒョン ２勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・キナム ２号
ＳＫは４回表ＬＧの先発イ・スンホから先制のチャンスを作ると、ここでショートのクォン・ヨングァンがエラーし１点を先制する。だがＬＧは５回裏ＳＫの先発シン・スンヒョンからパク・キナムの３ランで逆転する。イ・スンホは８回途中まで１失点と好投すると、その後は先週入団した新外国人カーライル（元阪神）にマウンドを譲った。韓国初登板のカーライルは９回表代打キム・ジェヒョンのタイムリーで３−２と１点差に迫られるが、何とか１点のリードを守りきりチームを勝利に導き、韓国初セーブをあげ新守護神定着へアピールした。イ・スンホは４勝目。ＳＫはこの試合も拙攻が続き９安打で２点しかあげられなかった。
キア １−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ヨム・ジョンソク １勝５敗 （セーブ）ナ・スンヒョン ２Ｓ （敗）イ・サンファ １勝１敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ ４,５号
ロッテは１回裏キアの先発イ・サンファからイ・デホの本塁打で１点を先制すると、３回裏イ・デホの２打席連続本塁打となる２ランで追加点をあげる。ロッテの先発ヨム・ジョンソクは毎回のようにランナーを出すが、６回途中まで無失点に抑えた。その後はイ・ワンギ、カ・ドゥギョムの継投で３点のリードを守り、８回途中から前日プロ初セーブをあげた高卒新人ナ・スンヒョンを投入した。
キアは９回表ナ・スンヒョンからチャン・ソンホのタイムリーでようやっと１点を返すが、反撃もここまでで最下位ロッテが4月15、16日のＬＧ戦以来40日ぶりの連勝を飾った。ヨム・ジョンソクは昨年６月以来から続く自身の連敗を10で止める今季初勝利。主砲イ・デホは２本塁打３打点と、地元釜山のファンを熱狂させた。キアは11安打で１点と残塁の山を築いてしまった。
