サムソン ８−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イム・ドンギュ １勝 （セーブ）オ・スンファン ５Ｓ （敗）ソン・ウンボム １勝１敗
サムソンは２回表ＳＫの先発ソン・ウンボムから主砲シム・ジョンスの今季初となるタイムリーなどで２点を先制するが、首位ＳＫはその裏サムソンの先発イム・ドンギュから新外国人塩谷とピッカリング、パク・キョンワンのタイムリーで３−２と逆転する。だがサムソンは４回表パク・ハニの内野ゴロの間に３塁走者が生還し３−３の同点とすると、ヤン・ジュンヒョクのタイムリーで１点を勝ち越す。イム・ドンギュは５回３失点で降板すると、６回以降はクォン・オジュン、オ・サンミン、パク・ソクチンの継投でＳＫに反撃を許さない。
サムソンは８回表ＳＫの３番手コ・ヒョジュンと４番手チョ・ヒョンシクからヤン・ジュンヒョク、シム・ジョンス、キム・デイクの３者連続タイムリーで４点を追加する。ＳＫは９回裏サムソンの５番手アン・ジマンからチャンスを作ると、相手のエラーで１点を返す。ここでサムソンは守護神オ・スンファンを登板させるが、塩谷の犠牲フライでもう１点を返される。だがオ・スンファンはＳＫの追撃を振り切りサムソンが勝利した。今週１軍に復帰したシム・ジョンスは２打点をあげ、ようやっとチームの勝利に貢献した。ベテランのヤン・ジュンヒョクは好調で今日も３打点をあげた。開幕後活躍中の塩谷は打点を18に伸ばし、２位のヤン・ジュンヒョクら（11点）に大差をつけている。
トゥサン ３−６ ハンファ （大田）
（勝）シン・ジュヨン １勝 （セーブ）ク・デソン ４Ｓ （敗）キム・ミョンジェ １敗
（本塁打） ハンファ ： デービス ３号
ハンファは１回裏トゥサンの先発キム・ミョンジェから最近復調してきたデービスの２ランで先制すると、２回裏キム・ミョンジェの暴投で１点を追加する。トゥサンは３回表ハンファの先発キム・ヘニムからカン・ドンウのタイムリーなどで２点を返すが、その裏ハンファはキム・テギュンのタイムリーで１点を追加する。トゥサンは４回表ナ・ジュファンの犠牲フライで１点を返すが、このあとチャ・ミョンジュ、シン・ジュヨン、チェ・ヨンピルの継投に抑えられてしまう。
ハンファは５回裏トゥサンの２番手キム・スンフェからイ・ボムホのタイムリーなどで２点を追加する。その後追加点は奪えなかったが、ハンファは８回途中から守護神ク・デソン（元オリックス）を登板させトゥサンの反撃を断ち勝利した。トゥサンは５番１塁で先発出場したイ・スンジュンが無安打だったが、４番ＤＨで出場した正捕手ホン・ソンフンが２安打と復活をアピールし最下位脱出に向け好材料となった。
現代 ２−０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チャン・ウォンサム ２勝１敗 （セーブ）チョン・ジュンホ １勝１Ｓ （敗）キム・スファ １勝１敗
現在５連勝中の好調現代は２回表、ロッテの先発キム・スファから相手のエラーで１点を先制すると、５回表チェ・ジョングクのタイムリーで１点を追加する。現代の先発でルーキーの左腕チャン・ウォンサムは７回を無失点被安打わずか１に抑えると、８回以降チョン・ジュンホが完璧なリリーフを見せ現代が完封勝利し６連勝となった。ロッテは２番手以降のイ・ワンギ、イ・ジョンミンらが現代に追加点を許さなくても、打線がわずか１安打ではどうしようもなく４連敗となった。
キア ４−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ハン・ギジュ １勝２敗 （セーブ）チャン・ムンソク ３Ｓ （敗）テレマコ １勝１敗
（本塁打）キア ： サーブネック ２号 ＬＧ ： イ・ソンヨル １号、チョン・ウィユン ２号
３連勝中のキアは２回表ＬＧの先発で新外国人テレマコからチャンスを作ると、相手のエラーで１点を先制する。ＬＧはその裏キアの先発で超大型高卒ルーキーのハン・ギジュからイ・ソンヨルの本塁打で同点とする。キアは５回表サーブネックの本塁打で１点を勝ち越す。ハン・ギジュはピンチを招きながらもなんとかしのぎ、６回途中で降板する。キアは８回表相手のエラーで２点を追加すると、９回裏は21日と同じくチャン・ムンソクを登板させるが、チョン・ウィユンのソロ本塁打で２点差とされた。だが反撃もここまででキアが勝利し４連勝となり、２位の座を守った。ハン・ギジュは記念すべきプロ初勝利。将来のキアだけでなく、韓国プロ野球を代表する投手として成長することが期待される。
