サムソンとトゥサンは29日、カン・ドンウ(31)とキム・チャンヒィ(32)、カン・ボンギュ(28)の2対1トレードを発表した。カン・ドンウは1998年檀国(タングク)大卒業後サムソンに入団し、守備力とシュアな打撃を買われ外野のレギュラーとして活躍してきた。昨季は125試合に出場、打率.240、6本塁打、38打点、9盗塁とやや不振だった。通算成績は778試合に出場、打率.273、682安打、43本塁打、265打点、66盗塁。トゥサンでは外野の守備力強化に貢献すると期待されている。
キム・チャンヒィは1997年漢陽(ハニャン)大卒業後ヘテ(現キア)へ入団、勝負強い打撃で外野のレギュラーとして活躍してきた。2003年トゥサンへ移籍し、外野のレギュラーとなったが昨季は84試合に出場、打率.271、3本塁打、35打点とやや出場機会が少なかった。昨季オフFAを行使したが他球団からのオファーはなく、トゥサンに残留した。通算成績は957試合に出場、打率.260、702安打、56本塁打、345打点、33盗塁。サムソンでは去年外野の一角だった主砲シム・ジョンスが肩の手術を受けしばらくは指名打者で出場するのを受け、外野の補強と打線強化を図ったと思われる。カン・ボンギュは2000年高麗(コリョ)大を卒業後トゥサンに入団し、外野の控えとして活躍してきた。昨季は48試合に出場、打率.235、1本塁打、10打点。
(文責:ふるりん)