トゥサンとキアは6日、カン・ドンウ外野手(33)とイ・ユンハク投手(25)のトレード成立を発表した。カン・ドンウは大学卒業後1998年サムソンに入団し、外野のレギュラーとして活躍し、2002年、05年の韓国シリーズ優勝に貢献した。2006年開幕直前にトゥサンへトレードされ、118試合に出場しレギュラーとして活躍した。だが今季はミン・ビョンホン、キム・ヒョンスなど若手の台頭もあり出番が激減し、25試合に出場、打率.163、1本塁打、6打点の成績にとどまっていた。イ・ジョンボム、シム・ジェハクなどベテラン勢に衰えが見られるキア外野陣では、控えだけではなくレギュラーも任せられる貴重な存在となりそうだ。プロ通算成績は921試合に出場、打率.269、787安打、46本塁打、305打点、74盗塁。
イ・ユンハクは高校卒業後2001年ヘテ(現キア)に入団し、1軍経験は2002年の2試合だけだが、速球派左腕としてその素質を高く評価されてきた。トゥサンは左投手の層が薄く、今後の成長しだいでは十分1軍での活躍の余地はある。
(文責:ふるりん)