サムソンは27日、クォン・オジュン(25)らと来季の契約更改を行った。今季当初は抑えだったが故障で戦線離脱し、復帰後は中継ぎに転向しチームの韓国シリーズ制覇に貢献したクォン・オジュン(今季46試合出場、3勝1敗17S、防御率2.29)は4500万ウォン(約520万円)増の1億2000万ウォン(約1390万円)と、初めて年俸が1億ウォン(約1160万円)を突破した。クォン・オジュンは高卒7年目の右サイドハンドの投手で、ずっと頭角を現せなかったが昨季抑えとして活躍し、新人王候補にも名があがった。今季は韓国シリーズでも4試合に登板し無失点と好投した。
主に内野の控えでシーズン中は活躍し、韓国シリーズでは負傷退場した正二塁手パク・チョンホの代役として打率5割を記録し優勝に貢献したキム・ジェゴル(33歳、今季103試合出場、打率.247、0本塁打、23打点、8盗塁)は4500万ウォン増の1億1000万ウォン(約1270万円)と、プロ11年目にして初の1億ウォンの大台に到達した。
また、今年7月にシーズン途中入団し先発として活躍、韓国シリーズでも2勝をあげた外国人投手ハリッカラ(今季11試合出場、3勝2敗、防御率3.71)も契約金5万ドル(約580万円)、年俸25万ドル(約2920万円)の合計30万ドル(約3510万円)で来季の契約を結んだ。サムソンは先日新外国人としてジェレミー・ブラウン投手(元阪神)と契約しており、来季の外国人選手2名が確定した。
(文責:ふるりん)