DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  クォン・オジュン、キム・ジェゴルが年俸1億の大台に  ハリッカラは来季も契約

 サムソンは27日、クォン・オジュン(25)らと来季の契約更改を行った。今季当初は抑えだったが故障で戦線離脱し、復帰後は中継ぎに転向しチームの韓国シリーズ制覇に貢献したクォン・オジュン(今季46試合出場、3勝1敗17S、防御率2.29)は4500万ウォン(約520万円)増の1億2000万ウォン(約1390万円)と、初めて年俸が1億ウォン(約1160万円)を突破した。クォン・オジュンは高卒7年目の右サイドハンドの投手で、ずっと頭角を現せなかったが昨季抑えとして活躍し、新人王候補にも名があがった。今季は韓国シリーズでも4試合に登板し無失点と好投した。
 主に内野の控えでシーズン中は活躍し、韓国シリーズでは負傷退場した正二塁手パク・チョンホの代役として打率5割を記録し優勝に貢献したキム・ジェゴル(33歳、今季103試合出場、打率.247、0本塁打、23打点、8盗塁)は4500万ウォン増の1億1000万ウォン(約1270万円)と、プロ11年目にして初の1億ウォンの大台に到達した。
 また、今年7月にシーズン途中入団し先発として活躍、韓国シリーズでも2勝をあげた外国人投手ハリッカラ(今季11試合出場、3勝2敗、防御率3.71)も契約金5万ドル(約580万円)、年俸25万ドル(約2920万円)の合計30万ドル(約3510万円)で来季の契約を結んだ。サムソンは先日新外国人としてジェレミー・ブラウン投手(元阪神)と契約しており、来季の外国人選手2名が確定した。


(文責:ふるりん