ハンファは8日、FA宣言し所属球団のSKに3年15億ウォン(約1億6850万円)を要求したが交渉が決裂していたキム・ミンジェ(32)と、契約期間4年、契約金8億ウォン(約8990万円)、年俸2億ウォン(約2250万円)、出来高によるオプション1億ウォン(約1120万円)の合計15億ウォン(約1億6850万円)で契約した。FA権を行使した選手は7日までが前所属球団との優先交渉期間となっており、それが終了した8日にハンファはキム・ミンジェと電撃契約した。
キム・ミンジェは高校卒業後1991年にロッテへ入団し、ショートのレギュラーとして活躍した。2001年オフFA権取得後SKへ移籍し、新天地でも安定した守備力としぶとい打撃で不動のショートの座をものにした。2003年にはアジア野球選手権代表にも選ばれている。今季成績は125試合に出場、打率.277、2本塁打、37打点、20盗塁。通算成績は1653試合に出場、打率.250、1174安打、51本塁打、469打点、142盗塁。今回のキム・ミンジェ入団は、守備が安定した内野手が少ないハンファにとって大きな補強となった。