サムソンは7日、FA宣言したが残留が濃厚となっていたベテランの大打者、ヤン・ジュンヒョク(36)と契約期間2年、再契約金5億ウォン(約5610万円)、年俸4億ウォン(成績により1億ウォンの増減幅あり、約4490万円)と総額最大15億ウォン(約1億6800万円)、最少11億ウォン(約1億2340万円)で契約した。ヤン・ジュンヒョクは今季プロ13年目にして最低の成績に終わり、来季は後輩への指導を含め巻き返しを図ると思われる。(ヤン・ジュンヒョクの履歴は11月3日付記事を参照)
また同じくFA宣言していたベテランのキム・デイク(32)も契約期間2年、再契約金6000万ウォン(約670万円)、年俸1億ウォン(約1120万円)で契約した。キム・デイクは慶星大卒業後1996年にロッテへ入団し、レギュラーとして活躍したが2004年にサムソンへ移籍した。今季は主に外野の控えとして活躍し、韓国シリーズ第2戦、9回裏に代打で出場し同点ホームランを打ち、チームの延長12回でのサヨナラ勝ちにつなげた。今季は61試合に出場、打率.314、1本塁打、19打点。通算成績は1017試合に出場、打率.274、835安打、43本塁打、303打点、101盗塁。
また今季はSKの控え捕手でFA宣言していたカン・ソンウ(35)が、来季サムソンのコーチに就任することになった。