DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  FA宣言のヤン・ジュンヒョク、2年契約で残留

 サムソンは7日、FA宣言したが残留が濃厚となっていたベテランの大打者、ヤン・ジュンヒョク(36)と契約期間2年、再契約金5億ウォン(約5610万円)、年俸4億ウォン(成績により1億ウォンの増減幅あり、約4490万円)と総額最大15億ウォン(約1億6800万円)、最少11億ウォン(約1億2340万円)で契約した。ヤン・ジュンヒョクは今季プロ13年目にして最低の成績に終わり、来季は後輩への指導を含め巻き返しを図ると思われる。(ヤン・ジュンヒョクの履歴は11月3日付記事を参照)
 また同じくFA宣言していたベテランのキム・デイク(32)も契約期間2年、再契約金6000万ウォン(約670万円)、年俸1億ウォン(約1120万円)で契約した。キム・デイクは慶星大卒業後1996年にロッテへ入団し、レギュラーとして活躍したが2004年にサムソンへ移籍した。今季は主に外野の控えとして活躍し、韓国シリーズ第2戦、9回裏に代打で出場し同点ホームランを打ち、チームの延長12回でのサヨナラ勝ちにつなげた。今季は61試合に出場、打率.314、1本塁打、19打点。通算成績は1017試合に出場、打率.274、835安打、43本塁打、303打点、101盗塁。
 また今季はSKの控え捕手でFA宣言していたカン・ソンウ(35)が、来季サムソンのコーチに就任することになった。